2011年(平成23年)1月度、新車販売台数ランキング
もうニュースでも話題になりましたので、ご存知の方も多いかと思われますが、
前年度のランキング王者プリウスが、そのトップの座を一気に滑り~ 3位にまで後退。 まああまりにもプリウスにスポットが当たりすぎているようにも思えますが、、、
なお全体のランキングはこんな感じ。
- ホンダ・フィット 14.8pt
- ダイハツ・ムーヴ 14.2pt
- トヨタ・プリウス 13.7pt
- スズキ・ワゴンR 11.1pt
- トヨタ・ヴィッツ 11.0pt
- ダイハツ・タント 10.6pt
- スズキ・アルト 7.1pt
- トヨタ・ラクティス 6.8pt
- ホンダ・ライフ 6.0pt
- ホンダ・フリード 5.2pt
私の個人的な見解では、
先ずプリウスの降下原因は間違いなく! エコカー補助金の反動が影響している事でしょう。
しかも、大衆的なハイブリッドカーとしてもお世辞にも安い部類のハイブリッドでもないため、需要の前刈りの反動は予想出来る範囲。
あとさらに言えば~
今後、ヴィッツなどをはじめ、色々次期ハイブリッドの予測も多くなってきたため、買い控え的な動向もあるのかもしれません。
ちなみに~ 今回トップの座についたフィットは、
前年対比(前年同月比)若干のアップ程度で、プリウスの流れが一部影響したと考えれば・・・ 突出した動きではないでしょう。
ごく普通。
しかし・・・ 私が気になるのは!
やはり軽自動車。
数ヶ月前までは5位前後をウロウロしていたムーヴが、
今年いきなり! 王者ワゴンR&新人王?タントを一気に抜いて~ 全体2位の座に。
値引きに積極的・・・ とのウワサさえ聞かれる今春のムーヴ戦略と、2010年12月現在におけるガソリン車トップの低燃費を持つ実力がクロスオーバーし、
これは予想だにしなかった結果。(私の個人的な意見)
これを考えると・・・
エコに対する需要は去年よりももっともっと強くなっているとも思えます。
あ、それと一応年のために言っておくと、、、
2011年1月における全体の結果は、
去年の同時期の前年対比(前年同月比)で言うと・・・
軽自動車は 92%弱、
軽自動車を除く乗用車は 76%くらい。
これを見ると、その勢いの低下もかなりのもの。
また去年にはそこそこ需要を伸ばしていたセレナやヴォクシー、ヴェルファイア・・・ といったミニバン系も、前年同時期の半数近い前年対比(前年同月比)。
エコカー補助金の反動恐るべし。
なお、
と、こんな結果から予想出来るのは・・・ 私の個人的に言いますと、
今年の春の新車商戦は~ かなり値引き合戦がヒートする事は間違いないでしょう。
近いうちに新車を・・・ と、考えているのであれば、
この2月3月に一気に勝負に出られるのがけっこう良い感じかも ^^
あくまでウワサですが・・・
元々値引きの硬かったムーヴでさえ、かなりの値引きに出ているとも聞かれ、
またやや大きめのミニバン系においても、エコカー補助金の終了から後は一気に○十万も値引き幅が増えた車種も多いようですし・・・
参考までに。
あ、ちょっと余談ではありますが、
先月フルモデルチェンジを行い、スズキではトップ(2011年1月現在)な燃費性能を誇るMRワゴンは、先月20日のデビューではありましたが!
前年同月の対比で言うと約250%
この春商戦が楽しみかも。
データ参照元
・JADA(日本自動車販売協会連合会)
・全国軽自動車協会連合会