納車引き渡し時に起こった個人売買詐欺トラブル
最近は、詐欺のニュースばかりですよね~ そこで! 今日は個人売買で詐欺に遭わないためのトラブル予防法をひとつ紹介しておきますね~ ^^ (実際にあった話からひとつ。 少しでも分かりやすく、ちょっと現場を仮定してのQ&Aストーリー風にしてみます(但し部分的に話をアレンジしている部分はあり))
納車当日、突然代理の方が現れる
貴方が車を売った側であり (売主)、個人売買の成立後、振込みなどで車の代金も先に全額もらっているとします (また既に名義変更も完了済み)。
・・・で、車の引渡し日 (いわゆる納車の日)。
しかしそのクルマを取りに来られた人は、車の買主の兄弟を名乗る人。 時間も場所も約束ピッタリ。
「本人が急病で来られなくなった。 迷惑をかけてはいけないので、私に代わりに行ってくれと言われた」との事。
本人は病院にいるらしく、携帯の電源も切られていて繋がらない。 またその兄弟を名乗る方は 本人に頼まれわざわざ遠い所から、しかも仕事を休んでまで来てくれたとの事。
と、ちなみにこんなケース。 もし貴方なら、車を引き渡しますか?
完全に仕組まれたワナ
しかしこういったケースでは原則として! そのクルマは その御兄弟の方へ絶対に渡してはいけませんよ~ ^^
実はこれ、中古車屋さんを相手にも起こりうる詐欺のひとつである可能性があり、ここでもし引き渡してしまうと・・・(ただもし ”詐欺” であったなら)
後日、もしくは数時間後、買主の本人から電話があり、
「いきなり急用が入ってしまい、すぐに連絡も出来なくて申し訳ない。 ところで買ったクルマだが、後日また改めての納車にしていただけないでしょうか?」といったような感じで切り込んできます。
⇒ そこでもちろん売り主の方は、「お約束の日時に、ご兄弟の方が来られて・・・」という話になるでしょうが、そこですかさず買主の方は、、、
「え? そんな約束していないじゃないですか~ そんな兄弟も知りませんし。。。 メールの取引き情報でもウイルスにやられてもれちゃってたのかな? 電話を盗聴されていたのかな? じゃあまあそれはそれで仕方がない。 その買ったクルマも今回はあきらめます。 しかしただ買ったクルマは受け取ってないので そこはキッチリ弁償してくれ」
と。
こわいですね~ まあ先ずここまで 「型」にピッタリだと後はどうなっちゃうのかな。。。 また面倒ですね。
というわけで!
その個人売買での車両の引き渡しは~ 必ず! 何がなんでも ”本人” への引き渡しと、また本人である確認も (免許証などでの本人確認)。 そうすれば、少なくとも今回のようなトラブルや類似するトラブル等は防げようかと。。。
以上ご参考までに。
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