左ハンドルのワゴンR?
トヨタのラグジュアリー・ブランド・チャンネル「レクサス」も、今ではもう市場にすっかり定着されてきておりますが、、、
そう言えば~
とある営業日記
まだまだレクサスブランドが国内にはなく、市場ではいわゆる「逆輸入車」ブームが起きていた頃・・・
今からそう14・15年ほど前かな? ホンダオブアメリカのアコードクーペやアコードワゴンとか、その他、セルシオやアリスト等の海外レクサス版とか~ 左ハンドルのそれら逆輸入車が、とても人気があった当時。
私はその当時ローカルだが、地域的では老舗的な大手中古車販売店にて 営業マン兼ね中古車雑誌へ掲載する在庫車の編集担当を行っていたのですが、
今ではお店がデジカメにて撮影した在庫車をネットから各自各々アップする時代ですが、この当時はまだまだ紙雑誌が中心でして、在庫車の掲載画像なんかもいちいち雑誌の編主部の方がカメラもってやって来て、、、また車両の詳細と紹介文以外は全ての編集も編集部任せでした。
とある在庫車を掲載するにあたって、数台、掲載する車の向きを変えたくて・・・(右斜め or 左斜めからの画像の見た目の問題)
雑誌編主部へ、問題はないと思って車両の反転処理をお願いして掲載してもらっていたところ、(反転処理 = 使用する素材(車両画像)は同じまま、画像をそのまま180度ひっくり返すデジタル処理)
その情報媒体が発行されて間もなく、一本のお客様からの電話が・・・(まあいわゆる在庫の問い合わせ)
「この在庫の○○番のワゴンR(軽自動車)、左ハンドルですか? 逆輸入車かなんかですか??」
といった感じだったかな・・・(お客様はもう既に買う気満々でした)
ちょうどその時、その電話に出たのも私だったのですが、
「ん? ワゴンRの左ハンドル?そんな在庫ないんだが・・・」 と、そう思いながら、
お客様のおっしゃられる雑誌の該当ページに目をやってみたところ・・・(もちろん軽自動車のワゴンRには左ハンドルなんか存在しません。 また逆輸入車も存在しません)
お~ 確かに写真は左ハンドルだ!
でもこれって確か・・・ 編集部の方に反転掲載をお願いしていた在庫車だったな~ と。
心の中では 「やばっ」とか考えつつちょっと焦りましたが、もちろんその後は丁寧に、その画像になったいきさつや理由などを説明しお客様には納得してもらいましたが、(もちろん売れませんでしたし ^^)
消費者の方々皆様は、その写真がかなり小さくても~ やはりよくよく細かい部分まで見ているんだな・・・ と。
画像も重要な情報の一部なんだな・・・ とか、場合によっては文字情報以上の情報力を持っているかも。(それまで私は、画像はあくまで見た目のイメージとでしか考えておりませんでしたから)
また第一印象とか見た目も大切なんだな・・・ とか。
もちろんそれ以降は、安易な気持ちでの反転処理など画像処置はやらないように気を付けてますが。。。
また今現在では、画像の撮り方等にも工夫を考えるなど。。。(今現在ではネット技術も飛躍的に伸び、過去よりもどんどんと~ 画像の重要性が上がっていようかと思われますし)
あ、なんだかごちゃごちゃとまとまりなく~ ややこしい話でスミマセンでした m(_ _)m
後記。 中古車在庫の画像加工の可能性について
追伸。
しかしそういった事例を後に色々と考えてみたところ、今の時代って・・・ デジカメで撮った画像はいとも簡単にPCで加工出来ちゃいますよね。
という事は?
まああまり考えたくはありませんが、あまり思わしくない行為をされている業者さんって、例えほんの僅かでも何だかいらっしゃるのかな・・・(但し!あくまで私の個人的な予測です。それら実話を知っているわけではありません。 ちなみに今現在、在庫編集は完全に販売店任せの時代になっておりますので、やろうと思えばかなり容易に出来る状況だったりも。。)
と、そう考えると、
ネットで中古車を買うリスクと、やはり 「現車確認」の重要性は思いのほかまだまだ高いかな。。。 なんて。