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2018年(平成30年)8~9月度、ガソリン価格の推移と傾向

 
 

今年春頃から一気に上昇し続けていたガソリン価格も~ 夏ころを目途にやや停滞の足を見せており、8月いっぱいも何とかその踏ん張りを見せておりました。

OPECの原油産出量制限の緩和合意の影響によるものと考えていいでしょう。(7月以降)

ここ一年間の推移(月一毎の価格)

9月初旬の市場動向

9月初め、第一週3日の 給油所店頭小売価格全国平均(レギュラー)は 152.1円/L

前月8月初旬から横ばいです。

ただ8月中はやや落ち気味傾向であったため、言うなれば「やや持ち直し傾向」と言っておいた方がいいかもしれません。

ちなみにハイオクは162.9円/L、軽油は130.8円/L となっております。

都道府県別トップ5(安いランキング)

  1. 埼玉 147.6円/L
  2. 徳島 148.0円/L
  3. 青森 148.7円/L
  4. 鳥取 149.0円/L
  5. 岡山 149.0円/L

地域別平均だと中国地方、関東地方、それから東北地方という順のようです。

※ いずれも給油所店頭小売価格平均値(レギュラー)

都道府県別ワースト5(高いランキング)

  1. 長崎 161.7円/L
  2. 鹿児島 159.1円/L
  3. 沖縄 158.7円/L
  4. 大分 158.0円/L
  5. 佐賀 156.4円/L

地域別平均では沖縄、九州、北海道という順で並んでおります。(ただ北海道は全国平均よりか低くはなっております)

※ いずれも給油所店頭小売価格平均値(レギュラー)

今後の推移予想(9~10月度の価格予測)

まずOPECによる減産合意の影響はかなり限定的だったようで、WTI石油先物はまたじわりじわり上昇雰囲気を取り戻しつつあり、、

9月初旬にかけて戻しつつある燃料市場の勢いはそのまま継続傾向として現れて来るかと思われます。

ここ一ヶ月の推移(週一毎の価格)

つまり若干の上昇雰囲気あり と。

それとこれは大ニュース!!!

なんと、アメリカ・トランプ政権がイランに対し経済制裁再開を行う上で、イランからの原油調達停止(禁輸)を日本にも圧力をかけているそうで、またその圧力に対し日本は抵抗しているものの~ 現実的には方針は合意の方向で固まりつつあるということで、、(見通し)

もし! 当該措置を日本も取らざるを得ない状況になってしまった場合には、

ただでさえ上昇雰囲気なガソリン市場は またさらに追い打ちをかけられるようにダメ押しされてしまう恐れが強く予想されて来、

おそらく年末に向けより上昇雰囲気がよりヒートアップしてしまうのでは、、 と。

これは迷惑。

イランと日本は親しいお国柄。 というか日本も措置を取れば間接的に日本も(国民が)制裁を受けるようなもの。

やるならトランプ君の方だけでやって欲しいもんだ。

政府もしっかりして欲しいもんだ。

2000年~ 2018年9月までの推移

出典・データ参照元、その他

各価格情報は「経済産業省 資源エネルギー庁 石油製品価格調査公表統計データ」より。

価格データはすべて消費税込で統一しております。

各価格データは、別記ない限り原則 ”給油所店頭小売価格全国平均値(レギュラー)” とお考えください。

 

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