2018年(平成30年)9~10月度、ガソリン価格の推移と傾向
記録的な猛暑がうそのように落ち着き始めた初秋から、徐々に盛り上がり(色々な意味で)を見せているガソリン市場。
この傾向はいったい何処まで続くのやら。。
10月初旬の市場動向
10月初め、第一週1日の 給油所店頭小売価格全国平均(レギュラー)は 155.2円/L
前月の予測通り、もしくは若干歩幅大きく~ 前月9月初旬から駆け足気味に上昇しております。(うれしくない的中ですが)
※ 9月から3.1円高。
ちなみにハイオクは166.1円/L(9月から3.2円高)、軽油は133.8円/L(9月から3円高) となっております。
都道府県別トップ5(安いランキング)
- 埼玉 150.0円/L (前月初旬147.6円/L)
- 徳島 150.9円/L (前月初旬148.0円/L)
- 千葉 151.5円/L (前月初旬149.1円/L)
- 神奈川 151.8円/L (前月初旬149.3円/L)
- 茨城 152.2円/L (前月初旬149.2円/L)
これまで地域別平均だと意外と中国地方が強かったのですが、今月は関東地方の勢力が増して来ている感じかな。
というより、とうとう150円の大台突破といったところでしょうか。
※ いずれも給油所店頭小売価格平均値(レギュラー)
都道府県別ワースト5(高いランキング)
- 長崎 164.9円/L (前月初旬161.7円/L)
- 鹿児島 162.0円/L (前月初旬159.1円/L)
- 沖縄 161.8円/L (前月初旬158.7円/L)
- 大分 160.8円/L (前月初旬158.0円/L)
- 長野 159.3円/L (前月初旬155.5円/L)
地域別平均ではやはり沖縄、九州地方が高いですね。。
※ いずれも給油所店頭小売価格平均値(レギュラー)
今後の推移予想(10~11月度の価格予測)
おそらくまだまだ上がってくるでしょう。
10月初旬、サウジアラビアやロシアの原油増産合意報道はあったが、おそらく影響は限定的と見られ、、(原油先物も一時的に下落)
トランプ君のイランへ向けた制裁発言、原油市場全体の価格上昇の雰囲気の盛り上がりの方が強く、、
歩幅が縮まったとしても~ 依然として上昇傾向は続くとみられます。(良くて横ばい。まず下がることはないでしょう)
※ 関係者報道によると、OPECは原油100ドル(1バレル)も十分視野に入れているそうです。(10/4現在WTIで76ドルくらい)
四半期推移で予測してみると、年内にはなんだか160円の大台も視野に入ってくるかも。。
出典・データ参照元、その他
- 各価格情報は「経済産業省 資源エネルギー庁 石油製品価格調査公表統計データ」より。
- 価格データはすべて消費税込で統一しております。
- 各価格データは、別記ない限り原則 ”給油所店頭小売価格全国平均値(レギュラー)” とお考えください。