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これまでは〜 どちらかと言えば下取り査定に要注意!的なアレでしたが、
しかし! もちろんそれらは絶対的ではないのはもちろんのこと〜
反し、時と場合によっては(条件) ならでは の爆発的な査定力で積極的な価額提示となる可能性も考えられますので、
その辺りは重々お含みおき等のほどを。
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下取り価格が好条件になる前提。
それはそのお店がそのクルマを欲する時。
展示車としてぜひ並べたいクルマ、自社取扱いの主力車、年式走行の少ないクルマ、人気車の中でも特に人気のある仕様車、程度が良くて商品価値が高く望める物件、それから売れると確信的に思えるモノ。。
こういったモノはかなり好感触で接してきてくれようかと思われ、
通常査定とはやや水準は異なってくるでしょう。
これは中古車販売店に多いかな。(新車ディーラーは査定管理にかなり厳しいのでまずありえない)
営業マン側が実績欲しさに好条件で査定してくれることも。(お店ぐるみ含む)
そしてこれぞ最終形態。 これまでより最高潮に高額査定に乗り出してもらえるかも な条件も。
それはそのお店にオーダーが入っていて、そのこれから査定される愛車がそのオーダー条件にぴったり満たしているクルマである場合。 もしくはより近い条件のクルマである場合。
例えば、その車屋さんにお客様から ”白の30系プリウスでグレードはS、平成23年以降の後期モデル。走行2万キロまで” といったオーダーが入っていて、
そのこれから査定される自身の愛車がそのオーダーぴったりのクルマだったなら、、
その時ばかりは 色々と糸目を付けず積極的になってくれるでしょう。(まあ上限こそあるかもしれませんが)
”欲しい” クルマの中でも車屋さんが最も欲するクルマだから。(欲しいというより必要なクルマ)
車屋さんは売ってナンボの商売。 売れると分かっていれば出し惜しみすることはないでしょう。 売れると分かっていれば積極的に足を突っ込んで来てくれるでしょう。(安く仕入れられても売れなければ商いは成り立ちません。 高くても売れる方を取るのが商売では?)
オーダーを受けている車両は必ず何処からか仕入れて来なければいけません。(絶対でないこともありますが、いずれにしても最上位重要仕入れ車両の対象リスト入りしていることには違いありません)
で、こういった仕入れは通常、大半が ”オートオークション” という事業者の中古車競り市場から仕入れることが多いのですが、
しかし、この仕入れルートは考えうるルートの中でも最も高いんです。
そりゃ〜 出品店では顧客から買取り・下取りした車両にマージンが乗っかり、競り市場のマージンも乗っかり、(出品手数料やら落札手数料やら) 場合によっては陸送賃もかかりますので、、 ましてや ”オークション形式” の仕入れですので、全国の競合他社と激戦を繰り広げた後にようやく手に入るモノですし。。
対し下取りだと何のマージンもなく手に入るもの。
どんなにその下取りが都合よく かつ欲しいものか。。。 (わざわざオークション仕入れまでは考慮していないが、しかし下取りならぜひとも、、 というパターンも)
・・・というわけで以上、下取り査定が優勢になる条件。
いかがでしょうか。
業界20年超、中古自動車査定士資格保有の日本自動車査定協会(JAAI)認定登録店店主。業界裏から裏と本音を語っております。
※ なお、ここに挙げます内容は〜 あくまで一例、かつ一部です。 その他にも、、 またこれら例は、必ずしもというわけでも御座いませんことも予め。