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効果のある・効果の高い燃費走行、燃費運転 /その3

 
2018/10/01
 

前回の 「速度の抑制」編から随分と間隔が開いてしまいましたが、今回の燃費運転ネタは、4大燃費走行のうちのひとつ 「止まらない走行」をご紹介しておきましょう ^^

止まらない走行?

「と、止まらない運転? そりゃーあぶねーじゃん」

と、勘違いされそうですが、

何も 「ブレーキを踏むな・・・」というわけではありません  ^^;汗

簡単に言うと ”交通と自分の車の流れを予測して、極力止まらなくてもいい運転を” ・・・という事です。 結果的には 「アクセルの踏む量を減らそう」という感じです。

え~ ところで本題の前に、自動車を運転する中で、最も燃費が悪くなる瞬間をご存知でしょうか?

高速でのキックダウン加速や坂道走行でもありません。 それは・・・ 車が静止した状態から、加速を始めた瞬間が一番燃費が悪いポイントと言われています。(そりゃあ1トン前後もあるクルマを止まった状態から動かすわけですから) 車にもよりますが、静止状態からの加速の燃費は瞬間リッター3km ~ 5kmとも言われており、つまり自動車を運転する中で、完全に止まってしまう状態を少なくする事が出来れば、、、 イコール結果的に燃費も良くなるという事なんですね~ ^^

運転の仕方(テクニック)

さて、そろそろ本題へ・・・

え~ 例えば、赤信号で止まった次の瞬間、いきなり青信号になって加速・・・ という場面がとても多くありませんか?

これは、信号を含む、交通の流れを十分に予測せずに運転している証拠。

よってもしこのような場面で、早めに赤信号を検知し、早めからアクセルを緩めて減速しておけば、、、 交差点に差し掛かる十分手前で青信号に変わり、交差点では徐行でき、交差点前で完全に止まらずに済んでいたかもしれません。

つまりという事は、結果論、燃費の一番悪くなる完全停止からの加速をしなくてすみますので、結果、燃費も改善するであろう・・・ という事なんですね~ ^^  なんだか「ブレーキを沢山踏まない走行」に類似するテクニックですが、厳密に言えば 「アクセルを沢山踏まない走行」といった感じでしょうか ^^

※ もちろんこの場面が多くなれば多くなるほど より効果は増し、しかも! 信号機手前からの減速距離も増えるおまけつきで 【⇒ 減速距離は長ければ長いほど、それだけエネルギーのロスが少ない】、その効果 (相乗効果)もより一層磨きがかかることでしょう。

注意点・留意点など

ちなみに・・・ このようなテクニックは、比較的車の多い市街地では後続車や前走車など他の車の流れなどもありますので、あまり向かないかな??? (出来るだけ常に意識する程度で、率先的にガンガン出来る、又は強く行う燃費運転ではないかと)

まあどちらかというと、車の通りが少なく、見晴らしの良い郊外などでは有効的・活用的、かつとても効果高いテクニックとなるでしょう。

それと・・・ 青信号になった瞬間に(と同時に、又は直後などに)、交差点へ飛び込むような運転と~ (※ そもそも信号がいくら青でも、交差点への侵入は「徐行」が原則です!) 逆に信号が赤になりそうだからと言って、黄色信号で加速するような運転なども絶対にしないで下さい。 これら燃費以前の問題ですから・・・

燃費運転も、常識や度が過ぎるとただの無謀運転です。 燃費運転は、実際の交通の流れに従い、流れを良く観察し、適応させ、かつ安全で交通ルールを厳守するのが最低限のマナー。

守って下さいね ^^

以上、各色々ご参考になれば。

 

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