走行距離メーターの不正を発見するシステムも早10年
2018/09/13
中古車の走行距離の不正を防ぐ目的で~ 走行距離の異常を管理出来る 走行メーター管理システムが開発されて早10年。 全国各地にあるオートオークション会場と連携し、過去の出品履歴と照合するなどして、走行距離の異常を検知するシステム・・・ という物だが、
このシステムもやはり完全ではなく、まだまだ改善の余地はたっぷりと残されているのが現実。
不正を発見できない例
先ず第一に~ 今まで一度も ”オートオークション” に出品された事のない自動車は当然!当システム上には一切情報がなく、ワンオーナーの自動車や、オークション出品歴の無い自動車については、どんな不正がなされていようとも~
発見することは出来ない。
異常を検知できない例
また、異常を検知する~ といっても、過去の出品時より、確実に走行距離が減っていようものならいとも簡単に発見出来るが、過去のオークション歴も踏まえた上で巧妙な手口で改ざんされたような場合においては、(異常と分からない範囲内で調整するなど)
これまた異常の検知は不可能である。
まとめ
とまあこのシステムもまだまだ・・・ という部分もあるが、しかし! 少なからずとも~このシステムのお陰でメーター不正という物が少なくはなっていますので、(車検証上の走行距離記載制度の影響もあり)
今後においても~ 今よりもっとより良いシステムとなる事を願いたいものですね ^^
以上、雑談程度までに。