購入前の~ 中古車現車の店頭チェックは、数回に分け場所も変えて
中古車の展示場は、その店その店によって状況が異なり、店内ディスプレイもあれば~ 屋根付き展示場、その他 日陰、青空展示場など・・・ 様々です。
ちなみに~ 中古車を見る上で、これらの展示場所はもちろんの事、天候などの外的要素によってもボディの状態が異なって見える場合もありますので、
ボディ状態、その他 見た目の状態を重視されるのであれば、日を変え・場所を変え・時間を変え~ 何度かチェックされる事をオススメ致します。
条件考察
実際、私が長きにわたってクルマ業界へ携わってきた経験上、単純に考えてみても・・・
- 展示場上部に蛍光灯がある
- 展示場が日陰となっている
- 天候が曇り
- 夕刻 (特に西日)
- 晴天
- 日照角度
これだけの条件下で見るクルマのボディは、
それぞれが~ ボディのキズの見え方が異なったり、色によっては塗装色の感じ(フィーリング)まで異なる場合も多く、
また場合によっては修復歴とはならないような~ ちょっとしたボディ補修のパテ目や色の違和感の見え方まで異なる場合もあり、
ボディ表面に大きなウネリを伴うようなパテ目は、夜間などの蛍光灯の光や、曇り時などが一番チェックしやすいです。 また塗装跡表面の色あいは、表面に直射日光、影、晴天、曇りで見え方が異なり、、、 特に蛍光灯の光では分かり難くなってしまいます。 さらにクルマの周辺にある固定物や建物の色なども、そのクルマの見え方に影響する場合も。。
それと内装の状態については、必ず晴天下におけるチェックは必須と言えるでしょう (日陰や夜間照明下では、かなり内装の条件が良く見えてしまいがちですから。。)
出来ることであれば、日を変え・場所を変え・時間を変え~ クルマをチェックしておきたいところ。
ちなみに・・・
こういった天候条件などによるクルマの見え方は、クルマ業界の経験の長い営業マンなら誰もが知っている事ですので、
特に来店予約をして行く場合には、
そのクルマを置いてある場所から、積極的に動かし 角度を変え チェックすることも忘れずに ^^
営業マンによっては、、 その日その時~ その中古車が一番キレイに見えそうな場所を選んだり、またあまりじっくりと見て欲しくない補修跡があれば、そこの部分をあまり目立たなくなるように、故意に そこへそういう感じで置く事もありますので。
以上参考までに ^^
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