盗難車の売買、元盗難車の見分け方。判別方法

　

車の盗難が後を絶ちませんね～。

現在は、高級車よりも、ミドルクラス～軽自動車の盗難が急増しているそうです。

そこで！　盗難に遭っていた車が発見された後の、盗難車 （元盗難車）の流通について色々と解説しておきますね～　＾＾

元盗難車の流通や残存リスク

例えば、車両保険（盗難保険）に加入している車が盗難に遭い、被保険者が保険金を受け取った後に盗難車両が発見された場合・・・　この発見された盗難車は、保険金が支払われた後は保険会社が引き取る事になります。（元ユーザーのもとへは戻りません）

・・・で、この引き取られた盗難車は、保険会社の判断で必要に応じて修理・修繕され～　売れそうな物は ”オートオークション” 等を通じて市場へ流通させます。（いわゆる支払った保険金の穴埋め）

まあ一般の中古車と同じ扱いなんですね～　＾＾

しかし・・・　こういった元盗難車には何もリスクがないのでしょうか・・・。

実は、元盗難車を購入するリスクは、私のこれまでの自動車業界にての経験上、、、　全く 「無い」とは言い切れません。

盗難車特有のとある薬剤 （盗難車で、犯人が証拠隠滅のためによく使う手口）が、車両の電装品に悪影響を与える可能性があるんですね～。（その薬剤についてはここではちょっと公開できませんが・・・　m(_ _)m　但し、とは言ってもそれら薬剤につきましては、盗難車だから必ずしも使われているとは限りませんので、その辺りも一応何卒予め）

実際に、その薬剤の影響を受け、車両の電装品の基盤が腐食し、電装品の故障がちょこちょこと・・・　という車もありましたから。。。（尚、これら傾向があまりにもひどいと～　事実上 ”廃車” がいたしかたない場合もあり、ただそこまでの被害車であれば～　そもそも ”災害車” として、公正取引上 ”欠陥車として明確” にする義務はあろうかと思われますので （←　扱い上は ”冠水車” のような感じ。　ただこれら基準につきましては～　私の方ではあまり経験がないために、その辺りは御割愛させて頂きたく思います）、その辺りは予め）

そこで！盗難車 （元盗難車かどうか）を見分ける方法ってのはあるのでしょうか？？

「元盗難車」という過去も気持ち悪いですし　＾＾；

元盗難車を見分ける

まあ有る事はありますが、無いと言えば無いんです・・・。

なんだか中途半端な回答になってしまいますが、はっきりと「コレ」！　といった断定方法は皆無なんです。

ただ唯一、可能性が高い・・・　という方法は御座いまして、

それは・・・　”新車から未だ3年も経過していないのに、何故か車検切れ”　で流通している車ですね～

平成19年式の車なのに、平成20年現在で既に車検切れになっている　・・・といった感じです。（但し、新車から3年以上経過しているクルマの場合には、それら見方は一切通用しませんので、またそもそもその車両が保険金の支払いによって保険会社が引き上げた車両以外の場合にも　これら見解は一切通用しませんので～　これら予め。。）

それはなぜなのか。

保険会社を経由して市場へ流通された元盗難車は、とある理由で、保険会社へ所有者変更され、抹消登録 （ナンバープレートが返納され、車検無し、かつ再登録可能な状態で登録する事）　されて流通しますから。。。（そのクルマがいくら車検残長くても）

なので不自然な車検切れが、唯一　その可能性を探れるモノかと。。。

但し！　これだけの情報で 「元盗難車」と決めてはいけません。　「可能性」としては高いですが～　決して断定できませんので、これらも予め。。。

以上参考までに。