2012年(平成24年)10月度、新車販売台数ランキング
急激に寒さ増す今日この頃。 皆さんいかがお過ごしでしょうか?
ところで! ついに・・・ というか、とうとう! というか、この時がやってきてしまいました。
それは~
この先月10月度の国内の月間新車販売台数ランキングにおいて、トヨタ・プリウスが3位へ後退し、同社のアクアが首位へ。 ハイブリッドカーの世代交代とも言うべき瞬間でしょうか?(めっちゃ大げさかな?)
これまでも、プリウス(3代目)が首位の座をあける事はちょこちょこありましたが、
それでも~ハイブリッド専用モデルにその上位の座を譲る事はありませんでした。
しかし・・・(以下、先月10月度の、速報値含む各メーカーの新車販売台数の統計結果です)
- トヨタ・アクア 24.19pt
- ホンダ・N BOX 18.20pt
- トヨタ・プリウス 18.11pt
- スズキ・ワゴンR 15.94pt
- ダイハツ・ミラ 13.83pt
- ダイハツ・タント 12.10pt
- 日産・ノート 10.00pt
- ホンダ・フィット 9.31pt
- ダイハツ・ムーヴ 7.40pt
- スズキ・アルト 6.71pt
結果はご覧のとおりです。
※ 新車販売台数データ参照元 ・JADA(日本自動車販売協会連合会)・全国軽自動車協会連合会
この先、トヨタ・アクアは首位の座を温め続ける事が出来るのか? どうかまでは分かりませんが、まあプリウスは間違いなく需要が下がってきてはいるかと。
※ 販売台数を見てみると、アクアの台数が上がっている・・・ というよりも、プリウスが下がっている・・・ と言った方がいいかもしれません。 また全体的な販売台数を見ても、前年同月時期に比べても・・・blog-entry-403.html 全体的な前年同月対比低下も見られませんから、やはりプリウス自体が・・
それと~ まあ皆さんも気になっているかと思いますが、
あの ホンダ・N BOX が、発売開始から約1年にして! とうとう2位の座まで登ってきましたね~ ^^
これは市場需要の反映によるものなのか? 又は ホンダの販売戦略によるものなのか? ・・・までは分かりませんが、
※ ホンダさんって、かつてのS-MX全盛期では、当時人気が高いと言われていたホワイト・ボディをあえて新型発表時にはラインナップしなかったとか、またあのインサイトが超好調だった時でも、インサイト目当てに来店されていたお客様へもあえてフィットを薦めていた・・・ というかなり意外性のある販売戦略を得意としておりますので。
かつてのホンダ・ライフの勢いを、思い起こすかのような勢いかと。(平成13年~15年くらいの大ヒットしたホンダ・ライフ)
ただそのN BOXとは対照的?に、
ニューモデル投入とともに~ 快進撃!!! と、行きたいはずの スズキ・ワゴンR は、予想以上に伸び悩んでいる様子ですね。(発売開始月の9月度は、かなりイイ感じの発進だったんですが・・・ 10月度は、前月対比約25%減止まりです)
「エコ」にやや乗り遅れ感のあったスズキさん。
アルトエコから~ この度の新型ワゴンRを含め、かなり積極的、かつ先進的な「エコ」を打ち出して来ているが、いずれも「焦っている」感がひしひしと伝わるかの如く、私的にはまだまだ「何かが足りない」感あるのが正直なところ。
※ アルトエコに関してはまあかなり突発的な感じでしたが、ただ今回のワゴンRに関しても、内外装から見るに前モデルとあまり代わり映えがなく・・・ 満を期して~ というより、前倒しででも取りあえずエコだけ~ みたいな印象を受けるのは私だけではないかと。
初代ワゴンRや初代アルトラパン、2代目スイフトなどのように、、、スズキさんらしい一歩先行く挑戦的な提案やデザインが懐かしいです。(スズキさん、辛口でスミマセン m(_ _)m)
その他、
フィットやムーヴに関しては、依然として~ 勢いがかなり・・・(特にフィットに関しては、何だか「異様な沈黙」とも言え、今後何かがありそうな気もしますが)
と、まあ~ そんなわけで、
”先月” に引き続き、意外な動きを見せ始めた今秋新車市場。
今現在では、
エコカー補助金が終了してそろそろ2か月。
また消費税増税まであと1年半(予定)を切りました。
以降、今後の市場動向等はいかに???