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雪道の融雪剤(凍結防止剤)濃度

 
2018/09/26
 

雪道シリーズ第二段。

冬期の降雪時、又は凍結が予想される状況下で 山間部の幹線道路や高速道路等に散布される 「融雪剤(凍結防止剤)」。 ちなみにこれらの主成分は 「塩化カルシウム」など。 つまり 「塩分」です。

ボディに付着すれば~

で、この融雪剤が溶け込んだ雪や雪解け水が車に付着してしまうと、車体 (主に車両の下回り)の 「サビ」やボディ塗装表面の 「ウォータースポット (最悪の場合、塗装表面が溶けて浸食)」の原因となります。 またこれらご存知の方も多いのでは・・・(一応この辺りは、前回の記事にても簡単に触れておりますので、もし加え必要であればそちらも是非ご参考願います)

付着したからと言って直ぐにはなりませんが、その付着したまま長時間が過ぎてしまうと~ 次第に。。。 みたいな。 尚また鉄粉の多い環境下であれば、その鉄粉が錆びるなどの弊害も。

塩分濃度

ちなみに、この 「融雪剤」が溶け込んだ雪解け水。 塩分の濃度はどのくらいなんでしょうか・・・

なんと! 一説によれば~ 場合によっては海水の約10倍ほどの濃度! だそうです ^^ (水分が蒸発し、塩分の濃度が高くなっている状態の時)

つまり~ 海水に含まれている塩分濃度は約3% 雪解け水に含まれている塩分濃度は約30%。。。 これだとまるで、雪解け後の道では、海水よりも塩分が多い溶液の中を上から下からバシャバシャかぶりながら走っているようなモノですね。 マジコワイですね~ (T△T)

雪道走行後、雪解け道走行後などは即洗車を。

メンテナンス

なお、これら融雪剤などの塩分は、汚れやすいボディ下部、下回りを中心に~ 特に熱を持ちやすいマフラー周辺とか足回り(ブレーキからの熱を受けるので)、そして可動部位周辺に大変固着しやすく、またそこからのサビの進行も早いとされており、(マフラーなどの熱源に付着した塩分は、そこで水分の蒸発と塩分再付着が繰り返されやすく ⇒ 塩分がより濃くなりやすく、 さらにより強固に固着しやすく(熱が加わり焼き付くような感じ)、 しかも鉄の酸化(サビの進行)をより早め促進させる効果? をも持っておりますので(熱が加わると鉄の酸化が早まる)。。。)

しかしかといってその辺りは大変洗浄・洗車のやり難い箇所でもありますので、その辺りは ”高圧洗浄機” があった方がいいかな。。。 また私の個人的には、その方を推奨しております。(比較的手の届きやすいボディなどは、ごく普通に洗車で問題はないですが)

ちなみに高圧洗浄機は、やはり勢いのあるコイン洗車場等のモノ(出来れば温水系)が一番ですが、ただなかなか即時性に優れない場合も多いので、また使用頻度の高い方なら~ いっそご自宅に、家庭用高圧洗浄機を一台ほど備えてあっても良いですね ^^ 【⇒ あると便利 ”高圧洗浄機”。 メーカーも色々】)

以上、色々と各ご参考までに。

なお、これら洗車に関するメンテナンスは、塩分などからの被害を軽減する目的であって、それらメンテナンスを実施したからと言っても、絶対にそれら被害の原因を完全に取り除けたり、また被害そのものを完全に防げるわけではなく、またそういった完全なメンテナンスも存在しませんこと、これら予めご了承の上にての以上ご閲覧を願います。 またこれら被害などは その地域の交通環境などによって色々と差があろうかと思われますが、その辺りも何卒予め。。

 

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