赤枠、赤斜線の入ったナンバープレート
街中でまれに見る↑こんな赤斜線の入ったナンバープレート。
これって何?
自動車臨時運行許可番号標。通称名 仮ナンバー(神ナンバー)
一見その見た目から、なんかこのクルマ グレーなものにも見えなくもなく、、、 またけっこうボロボロに使い込まれているモノも多く、色々な意味で異様な雰囲気が漂っているこのナンバープレート。
で、じつはこのナンバープレート。
正式には ”自動車臨時運行許可番号標” と言って、通称 ”臨時ナンバー(もっと略してリンバン)” ”仮ナンバー”、また一時期ニュースなどでもよく聞く事もあったであろう ”神ナンバー” とも呼ばれていたナンバープレートであり、
もちろん一連のニュースで耳にした方も多いかもしれませんが、このナンバープレートを付けていると、車検切れのクルマでも違法改造のクルマでも乗れるという。。。
但し! そういったクルマでも乗れる、、、 という前提には、”車検切れ車両の輸送(車検を受けに行くとか)” とか、社会通念上正しい使われ方をする場合に限っての話であって、”不正改造車を乗り回す目的” とか、不正を目的とした使われ方には無論NGであるという事は予め。
またこのナンバーは 市区町村などの地方自治体が所有するプレートであり、必要あれば誰でも取得できる(借りるだけ)由緒正しき? ”公的” な限りなくホワイトなモノ。
見た目はやや異様ですが、実態はかなり厳格なナンバープレートなんですね。
なお、不正利用を目的とし赤斜線の入ったナンバー(仮ナンバー)を取得する事は、不正取得に起因する道路運送車両法に反する ”法律違反” となり罰せられますので(摘発事例も多くあります)、くれぐれも絶対にやらないように願います。(乗るだけ、、、 というのも不正になりますので要注意。 何でそのクルマを運行しないといけないのか、借りた時の申請用途に従ったご利用を)
デザインがちょっと違う。中には赤枠で囲われたナンバーなんてのも
ちなみに— これら話に若干加味しておくと、こういった赤斜線の入ったナンバープレートに似た感じで、プレートの周りが赤く縁取りされたような(赤枠)ナンバープレートもまれに見かけられるかと思われます。
ちなみにこちらナンバープレートは ”回送運行許可番号標” と言い、
一応こちらも上記仮ナンバーの一種。(こちらもリンバンや仮ナンバーと呼ばれ、また地域によってはディーラーナンバーという呼び方をされる場合も)
ただ、所有元は地方自治体でなく国であり(たぶんそうだったと思います)、かつ特定のクルマ屋さんなど、一定の許可と条件を受けたものにしか貸し出されていない仮ナンバーなので、(許可を受けている間は車屋さんが常に直接保有管理しているような貸出方法)
対しこちらは一般ユーザーの方は借りることは出来ないナンバーとそうお考えください。(言うなれば業者専用)
なお、一応これら2種のナンバーは、、 細かく言えば使用用途や要件なども細かく異なるのですが、ただどちらも基本的な用途・機能はほぼ同じかと言えますので、まあ違いを大きく言えば一般ユーザー用か業者用か・・ そんな感じでよろしいかと。
とまあ以上、話のネタ程度までに。