買取り店について。査定サイトを選ぶなら?やはり従来型の一括査定がスゴイ
日本自動車査定協会(JAAI)登録店店主、認定査定士のsadaです。
昨今のネット上では、、 営業電話なし!という参考相場型から~ オークション型、一回査定型、匿名型、従来からある一括査定型(来電型)など様々なタイプの査定サイトが乱立しているようですが、
しかし! 業界人である私からこれらに一言! 付け加えておくならば、、
やはり高額査定を狙うなら従来型の一括査定が強い
タイプは色々あれど~ 最終的に重要度が高いのは、、
やはり従来からある ”一括査定” ではないでしょうか。(⇒ 特に知名度の高いもの)
何で?
先ず数多く乱立する査定サイトを観察されてみると、、 後発型のその大半があまり長続きしておりません。(デビューから数年で閉鎖されている査定サイトは数知れず。。)
もちろん今は話題になっていたとしても~ 数年後にはどうなっているか全く分かりません。(実際業界ニュースで取り上げられるほどに ”新しいタイプ” と話題に上ったサイトでも~ その大半はいつのまにか気が付けば消滅していますし ^^;)
その大きな要因は ”実力が伴っていないから” 他なりません。
どんなに誇大アピールしても、結局は実力がなければ そのうちいつか淘汰されるのはどの業界でも同じ。 査定サイトだって例外ではないはず。。
実際身近なお客様で、匿名型とかオークション型とか目新しい査定サイトに挑戦された方の話を聞く事もあるのですが、ぶっちゃけ相場を知る側の人間からしてみれば~ かなり痛い査定も数知れず。。 中にはどう考えても ”まぐれ当たり” 狙いの業者ばかりのサイトも。(まぐれ当たり = 考えられる相場より随分と低く査定提示してみて、相場を知らないお客様を運良く釣ること 引っかけること)
※ なお、こういった査定サイトは、実際に現場で査定する加盟店が ”買取れてナンボ” の世界です。 つまり買取りが成立するから査定サイトにも収益が入り運営が成り立つわけで、、 よって実力が乏しい査定サイトの末路は容易に想定して頂けるかと。。 また逆に、閉鎖の道をたどってしまったサイトの元凶も何だったのか~ こちらも容易に想像して頂けるかと。。。
というわけで比較的安定度の高い従来型でもある ”一括査定” は、(⇒ 特に知名度の高いもの) 言わずとも、十分にその実力を示しているとも言えるのでは?
一括査定サイトには ”老舗” と呼ばれるほどのサイトも多いですし ^^
一括査定は買取り店の好むシステム
それと有名処の一括査定サイトをよくよく観察してみると、大手買取り店や有名処の顔ぶれもよく揃っていますよね。。
これは、買取り店などにとって ”一括査定” というシステムが効率的であり魅力的であるから 他なりません。
つまりシステムからして加盟店を魅了しているわけで、、
となれば、当然! 加盟店の偏りによる根本的な実力差も考えられるわけで。。
一括査定は買取り意識の高いお店が集まりやすい
それから最後に、この点にも触れておきましょうか。。
一括査定サイト、特に有名処のサイトには~ 買取り意識の高いお店が集まりやすい傾向でもあるんです。(買取りに積極的なお店が多い)
実はこういったサイトは、加盟店にとって大変魅力的なシステムである一方で~ 加盟店の手数料負担は群を抜いて高額だったりもするんです。(また手数料も色々。 加盟するだけで費用を取られるケースも多いでしょう)
老舗や有名処となると、そのネームバリューは ”成功の証”。 その看板を間借りするようなわけですから、、 手数料が安いわけありません。
しかしそれでも買取り店はこぞって加盟しているわけで。。
中には高額を支払ってでも出稿を望むお店だって。。
これは何を意味するのか?
バカ高い費用を負担してまで出稿(加盟)するわけですから ⇒ 買取り査定に対し、半端な気持ちでは加盟出来ない ⇒ 士気・意識の高い積極的なお店ばかりが集まりやすい という事。
こういった面からも、一括査定がどういった存在なのか~ その姿が鮮明に思い浮かんでくるのでは?
ちなみに、走り始めのベンチャー系や知名度の低いサイト、集客や加盟店集めに血眼になっているような査定サイトでは~ もちろんこの手数料系はかなり安価です。 むしろ成約が成立した時のみ手数料発生、、 といったような ”加盟店にとって気軽” な条件であることは少なくはなく— となれば? 先述したような ”まぐれ当たり” を狙っているだけで加盟しているお店はもちろんのこと、取りあえず的に加盟しているだけなんてお店とか 烏合の衆の集まりでしかないケースもそこそこ考えられ、、 となるとさらにその差は??
※ なお烏合の衆なら未だマシかも。 加盟しやすい点が仇となり、中には悪徳な業者さんが紛れ込んでいる例も稀に。。(こういった業者の巣窟となってしまい、閉鎖に追い込まれたサイトも)