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TOP PAGE > ブログ > トラブル予防策 > 投稿・更新日 2012年6月27日

自動車・現金購入でも自己所有じゃない? その他、所有権留保のデメリット等も 【続編 Part.3】

 【⇒ 前編 Part.1 はこちら
 【⇒ 前編 Part.2 はこちら

 ※ 以下、前編の続き記事なので、検索エンジンなどからこのページへ直接来られた方は、必要に応じ各前編からご閲覧頂ければ幸いです m(_ _)m

所有権留保のメリット?

 ちなみに・・・ クルマ屋さん側が、ローン購入時以外での所有権留保についての説明をされる時に、(現金一括購入時における所有権留保。 販売時、又は所有権解除時の説得営業時 問わず。 また説明なくとも)

 登録時において、お客様に印鑑証明書等を準備していただかなくても・・・ 住民票ならクルマ屋さん側で取れますし、

 お客様が手間にならない かつ余分な費用も掛からない点をアピールして、

 「印鑑証明書代が掛からないですし、代理取得可能な住民票であれば〜 費用サービス出来ますし・・・ しかも! 印鑑証明書のように、お客様自身が役所へ出向かなくても〜 住民票なら営業マンでも取得可能なので、お客様の手間と出費を考えているからこそ! このような(留保)登録方法を基本としているのです」

 ・・・ みたいな。 (※ 所有者は必ず印鑑証明書が必要だが、使用者なら住民票でいいので、所有者を弊社にすればお客様の印鑑証明書が要らず、住民票のみでOKになる みたいな)

 支払い方法や支払い期限問わず、所有権留保を積極的に! 促進・意図している販売店も多くみられますが、

 「もちろん使用上も所有上も問題なく、所有者欄こそ弊社ですが、間違いなくお客様自身のおクルマですので、ご自由にお使い頂けます・・・ また今後における転売、その他 廃車時なども書類上のみ所有権解除が必要となりますが、所有権解除は業者さんが代行してくれるのが普通ですし、そもそもお手続き(所有権解除)と言っても、そんなに込み入ったモノではありませんので・・・ (← その前に、今後も自社代替(弊社代替)であれば、これら手続きで手間などがかかる事は一切御座いません! みたいな)

 またその時も、場合によってはお客様の印鑑証明書などが不要となる事もあり、またこういった点でも手間と出費が抑えられてオトクになる事も考えられ、使用上も転売時などにも〜 一切困る事はないのはもちろんの事! 逆にメリットの方が大きいかと・・・」

 みたいな感じで、こういったメリット点なども同時アピール。

 もし、そういう気持ち(お客様の利益の為)でアピールするならば、お客様の「メリット」ばかりでなく、考えられる「デメリット(所有権留保のデメリット)」もきちんと伝えられるべきかと。

 また、説明なき意図的なケースにおいても、以下のようなデメリットがある以上その意図などを言葉にして伝え、予めお客様に理解を求められた上にて行うべきかと。

 例えば・・・

 確かに、忙しいお客様にとっては、完全なクルマ屋さん任せで住民票の代理取得にて名義変更してもらえる所有権留保はそこそこ魅力的であり、また住民票の代理取得であれば、クルマ屋さんが代行料などの取得に関する料金の全てをサービスしてくれる場合も多く、また同じ車屋さんにて代替し続ける場合では、下取り車も新しい愛車もその都度手間要らずの費用的にもメリットあり、(下取り時には、こちらの住民票なども不要。 書類は完全にその業者さん任せに)

 費用的にも〜 手間的にも〜 魅力的な点は御座いますが、

 ただもし、今後・・・ その購入したお店以外でその愛車を買い替える事となった場合には、その所有権留保のおかげで所有権解除代行料・・・ といった印鑑証明書代よりも高い〜 余計な費用が発生してしまう可能性もあり、

 ご自分で所有権解除するという手もありますが、所有権解除は意外と手間です (← 所有者へ連絡して書類を準備し、コピーなどして書類を書いて郵送し、書類を受け取る・・・ みたいな)

 なので印鑑証明書の取得でもなかなか難しいほどの忙しいお客様であれば、まず代行してもらわざるをえない状態とも (← また、ご自分で所有権解除するしないに関わらず、場合によっては? 証明書類として、印鑑証明書を準備してくれ・・・ みたいなケースも)

 その他、もし! もしですよ〜 その販売店が、今後何かしらの影響などで倒産閉店となった場合には、その時の所有権解除は・・・ 予想以上に面倒な事も多く、予想だにしない手間と出費になる可能性も

 所有権留保のクルマは、その後、転売や廃車する時には・・・ 必ず、その車検証上の所有者の許可等と、その所有者の書類が絶対に必要となりますので、もしその所有者であるクルマ屋さんが倒産されたなどでそのクルマ屋さんと連絡が取れなくなってしまったら・・・ 考えるだけでも色々と面倒なことがありそうですよね ^^

といったリスクもありますので、

 ちなみに〜 そもそも軽自動車に限っては、名義変更自体に印鑑証明書を必要としないので、現金購入にて軽自動車を所有権留保する場合には、それほどメリットは無いかと・・・ (← 逆に、他社代替等となった場合には、本来名義変更では要らなかったはずの印鑑証明書が、所有権解除の時に〜 証明書類として必要となる場合もありますし (中途での所有者変更の場合も)、自己所有なら認印ひとつで解決するはずが、所有権解除という 面倒な手続きが増えてしまい、どちらかと言えば〜 デメリットの方が大きいかと)

 こういったリスクが考えられるなどの、お客様にとっての「デメリット」を伝えた上で「メリット」をアピールすべきかと・・・

 私は そう思っております。

 ん〜 今回の一連の記事、なんだか長すぎまして・・・

 当初のテーマ「現金一括で買ったのに、所有権留保とは何故!?」という部分から、時折随分と話が脱線してしまい、(最後の方は、自分で何書いてんだかさっぱり)

 最終的には〜 所有権留保自体の全体(目的やメリット、その他問題点なども)を考えさせられるような記事になってしまい、少々クルマ業界内の「私の個人的な不満点や意見」、その他ちょっとした「本音的?」や「裏的?」などもなんだかグチグチと・・・ なってしまいましたが、

 クルマ業界には、まだまだ多くの七不思議的な謎・裏?・疑問・習慣・風習・本音、ユーザーに知られざる世界?や現実も多く存在しておりますが、

 所有権留保・・・

 これもまた、七不思議や〜 ユーザーに知られざる多くの世界があることは、間違いないかと。(そもそも業界内の私でさえも、まだまだ不満や謎、疑問点など かなり多いですし)

 あ、ちょっと大げさかな ^^

 今回はこの辺で m(_ _)m また以上各ご参考までに。。。

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業界20年超のクルマ屋さんのブログです。 街外れの小さなお店の経営者、兼・営業、兼・サービスマン。

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