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タイヤのひび割れ(亀裂)と車検

 
2018/09/26
 

タイヤをチェックしてみると、、

サイドウォール部分などへけっこう目立つヒビが走っている事も多いでしょう。(サイドウォール ⇒ タイヤの側面)

これって車検に問題ある?

基本的には問題なし

上記画像程度のヒビではまず問題にならないでしょう。(ちなみにこのタイヤは、国の検査機関へ持込車検した時のものです。 もちろん問題なく車検合格しております)

但し、これらよりもっと明らかに著しく損傷していると思われるほどのヒビとなれば保安基準(法律)に抵触する恐れが御座いますので、(国土交通省告示第619号 第二章・第三節 第167条4-3)

その場合には車検は通らないとお考えください。

じゃあその亀裂具合の基準は?

深さが何ミリで幅何ミリ、、 亀裂は何センチ走っているから、、、 と、保安基準にはここまでの明確な基準はありません。

なのでそのヒビが車検に通るか否かの判断は 全て検査する ”検査員” の裁量次第しかないと思われてください。

ちなみに、利益追求型のお店になればなるほど厳しい裁量になる可能性はあるでしょうから、

一応そういった要素が入り込む可能性がありますことは予め。

裁量を厳しくすれば、部品交換などによる利益増をより多く望めますので。 (但しこれはあくまで可能性です。 人間個人の性格上、極度に厳しすぎる基準で検査する検査員がいらっしゃるのも事実。 なのでそんなお店や要素でも裁量が厳しくなる傾向かとも。。)

※ ちなみに裁量の厳しいお店などでは、上記画像程度のヒビでも車検NGと判断される可能性もあるのでは?

ところで、ヒビが進むとどうなるの?

上記画像程度のひび割れや亀裂程度であればまだ問題は出てきませんが、

さらにもっと亀裂が進行し、その損傷度もなんだか 「やばそう」 的なレベルとまでなると、

突然タイヤがバーストしてしまう恐れがあります。(特に過度に熱が加わりやすい夏場ほど危険です)

もちろん現実にバーストされたお客様も何人かいらっしゃいました。

お心当たり御座います方はご注意を。

ちなみにこういった例から、そもそもタイヤの亀裂やヒビ割れは交換サインと考え、車検に通る通らないうんぬん 出来るだけ積極的な交換は望ましいと言えるのではないでしょうか。 一応最後、私なりの補足としてまでに。

 

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