これがディーラー下取りにも勝る買取り店の本気！
車業界20年の私が～ これまで下取り価格に頼る危険性、何の根拠もない先入観などについて多く触れてきましたが、それでもまだまだ納得の行かないポイントもあるのでは？
なのでこれまで、クルマ屋さんの下取り価格をも凌駕する～ 圧倒的な買取り勝利となった例を少しだけ紹介しておきますので、少しでも参考になる部分あれば幸いです。（もちろん買取りも万全ではありません。 下取り価格が勝つことも多くあり～ これら可能性としての事例までに）
ゼロ査定のクルマの時、買取り店の底時からを見た！
走行距離の多いクルマ、年式の古い車など～ 下取りではゼロ査定のケースも多いでしょう。
しかし下取りではゼロ査定でも、買取り店の多くでは査定を付けるケースは少なくないです。 しかも買取り店が黎明期のころからこのケースは多く存在しておりました。
例えば～ とある大手中古車販売店に勤務のころ、軽く15年落ちの走行13万キロのとあるクルマ。 もちろん査定はゼロ。 またそのお客様はこれまで私から何台もクルマを買ってくれていれ、かなりのお得意様でしたが、、 それでもどう転んでもゼロ以上の査定を付けることが出来ませんでした。
しかしちょっと足をのばせば 知名度は低いながらも近隣に買取り専門店があり、ひょんなことでそのお客様はその買取り店へ。
なんと！
なんの交渉もなく 一発 13万円で買取り可能とのこと。
もちろんそのお客様はその場で即決し、下取りはその買取り専門店で買取りという事で結論。
まさに買取り店の底時からを見た瞬間でしたね。。
ちなみにその買取り店が好査定を出して買取りしてくれたおかげで～ こちらとしても下手な小細工なく徹底値引き好戦で商談が出来、（最終手段で下取りを無理してしまうと～ その分 値引きを抑えるなどの小細工を出さざるをえない事もありますから。 ⇒ 類似例）
お客様にとっても最高の買い物となったことには間違いないでしょう。
事故車だって
事故車の場合だって逸話盛りだくさん。（⇒ 修理していない事故現状車のこと）
これは私が勤務していたひとつ前の会社で、同僚のお客様が実際に体験した例。
左フロントをぐっちゃり事故され、もちろん足回りやタイヤも変な方向を向いて曲がっており～ 自走も不可能。
もちろん言うまでもなく査定はゼロ査定。
しかし、、
その数日後、そのお客様はどことなしに買取り店と交渉されたみたいで、
しかもその査定、、 何の交渉もなく一発 30万円 という価格を提示されたようで～
いやー まさに圧巻と言うべき体験談でしたね。
ていうよりこの例は、そのクルマの本来の価値を引き出せた例とでも言っておこうかな。
ちなみにその車屋さんの同僚は、というよりその車屋の当初の思惑は、、 ゼロで下取りした事故車をオークションへ流し～ 大儲けする予定でした。 他店で30万円という査定が付いたわけですから、売ればもっともっと良い値が期待できるというのは 言うまでもないかな。
※ 事故車という特徴柄、けっこう先入的にゼロ査定を受け入れられている方も多いようですが、しかし世の中 ”事故歴有” のクルマが多く市場へ出回っているように～ いくら事故車でも有する価値はある程度あると考えられておきましょう。
またクルマ屋さんの多くでは、下取りという何の根拠もない優先権（下取りが最高条件という、ユーザーが勝手に思い込んでくれている 車屋にとっては利用価値の高い何の根拠もない先入観的ウワサ） があり、それを特権的に駆使している事も多く～（少々低査定でも、下取りだとそれを好条件だと思い込んでくれるお客様が多いので、その特権を活かして 下取り車でもがっつり儲けるため低査定をモットーとしている車屋も多いです）
その辺り盲点にならないようにご留意を。（事故車を引取ったという流れ的な特権なども）
下取りするディーラーの好き嫌いの影響
新車ディーラーなど～ 車屋さんによってはドレスアップカーなどを極端に嫌煙する場合も。
実際私の友人が、違法改造ではないのですが、、 ローダウンやエアロパーツなどライトチューンを行っているスポーツカーに乗っていたことがあり、次期愛車に新車を～ と思いとある新車ディーラーを訪ね下取り査定してもらったところ、、 何も言われず30万円という査定が出ました。
しかしこの価格、どう考えても安すぎない？ ということで、他店買取りで追って査定してもらったところ、、
何の交渉もなし一発で 70万円という査定が。
これは明らかにドレスアップカーを嫌って（取扱いが苦手） の下取り査定だったと思われますが、、
皆さんはどう思われますか？（その他ケースで、50万円超の差が出た例もありますよ ＾＾）
なお、今回あえてドレスアップカーでの事例を出してみましたが、これらは裏をかえせば～ 下取りするお店の得手不得手、好き嫌いが そのままはっきりとした数字で表れた例とも取れるでしょう。 もちろん買取り店にもある程度得手不得手はあろうかと思われますが～ しかし好き嫌いを言っていては買取りの商売が成り立ちませんから、買取り店はこういった感情的？要素にもブレにくい いつでも積極的（ある意味本気） な査定が望めるでしょう。。 というひとつの例までに。
究極パターン。ディーラー下取りを買取り店が買取りしている事実
買取り専門店はユーザーからの買取りだけでは事足らず～ 車屋さんに対しても買取り営業を行っていることもしばしば。
例えばこんな感じに。
御社（ディーラー等クルマ屋さん）での下取り車、弊社（その買取り店）が買い取ります。
御社では取扱い（下取り）の苦手なクルマはもちろんのこと～ 商談で査定価格の折り合いが付かないクルマなど、、 弊社にご相談下さい。
弊社でその下取り車を買い取ることで、解決する 行き詰っていた商談もあるでしょう。 ぜひ。 みたいな。
ちなみにこれは何が言いたいのかと申しますと、少なくとも車屋さんではムリな査定水準が～ 買取り屋さんでは可能なケースも多くあるという事。 またこれらは業販間での話ですので、（業者間取引。 またクルマ屋さんが一度間に仲介される） もしその交渉がユーザー直であれば～ もっとより上を望めていた可能性もあるのでは？ と。
とまあこんな感じで、買取り店の武勇伝はまだまだ数多く御座いますが～
あまり数を出しても単なる羅列になってしまいますので、
以上、こんな感じまでに。
買取り店の持つ ”本気” なんとなく感じて頂けましたでしょうか。