冬は燃費が悪い。 空気が重い? どのくらい重い?
夏場の暖かい空気の空気抵抗と、冬場の冷たい空気の空気抵抗の差は、、 自動車のスピードを20kmも上げた時の空気抵抗に匹敵する。
これくらい寒い冬の空気は重いと考えられます。
根拠は?
スピード差異による計測データ
当サイトで ”60キロ” 走行の郊外走行と、”80キロ” の高速走行とでデータ比較実験した際に、(⇒ その実験)
19.7(燃費) : 16.9(燃費) = その差2.8~ と、80キロ走行の方が約3キロほど燃費が悪い結果が出ました。
※ ちなみに計測時期は比較的温暖な夏場。
気温差異による計測データ
また別で ”夏季” と ”冬季” とでデータ比較実験した際に、(⇒ その実験)
約20(燃費) : 約17(燃費) = その差3~ と、冬季走行の方が約3キロほど燃費が悪い結果が出ました。
これらデータから考察
ちなみにこれらデータより、
ちょうど夏場の良い燃費数値がほぼ合致している点、それから冬場で空気抵抗が増し悪くなった燃費値と 80キロ走行で空気抵抗が増し悪くなった燃費値もほぼ合致していることから、、
夏から冬にかけ重くなった空気と、時速60キロから80キロに20キロスピードアップし重くなった空気とがほぼ同じ空気抵抗と言え、
つまり冬場の空気は、(対夏) 自動車のスピードを20キロ上げた時の重さに匹敵するであろうと。。
但し! これらはあくまでドンブリ勘定的なニュアンスは多いです。 冬場にスピード負荷テストを行った場合にはこれらとはまた異なる数値になる可能性があったり、また速度域を変更した場合でも異なる数値が出てくるかもしれず、、 いずれにしてもあくまで ”イメージ” 的なアレでお願い致します。(重いという表現も含め)
以上、とまあこんな感じで。