ミッションの違いによる査定格差。5速ミッションはどのくらい査定が下がる?
日本自動車査定協会(JAAI)登録店店主、認定査定士のsadaです。
スポーツタイプを除き、一般的に~ マニュアルミッション車(5速MT等)よりもオートマミッション車(通称オートマ。AT車)の方が需要高く、その分査定相場も高いとされておりますが、、
その差は一体どのくらいあるのでしょうか?
※ なおここで言うオートマ車には、コラムオートマはもちろんの事、CVT等も含みます。
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日本自動車査定協会(JAAI)基準
先ずJAAI基準での評価。
クラウンやアルファード等の大きいクラスの車で ⇒ 当年モノ・一年落ちで17万円くらい。 以後2年区切りで15万(2・3年落ち)、13万(4・5年落ち)、最終6年落ち以降で11万円くらいの格差。(マニュアルミッション車の方がその分減額査定)
ノアやカローラ、ヴィッツなどの中・小型車で ⇒ 当年モノ・一年落ちで12万円くらい。 以後2年区切りで10万、9万、最終6年落ち以降で8万円くらいの格差。(マニュアルミッション車の方がその分減額査定)
軽自動車で ⇒ 当年モノ・一年落ちで8万円くらい。 以後2年区切りで7万、6万、最終6年落ち以降で5万円くらいの格差。(マニュアルミッション車の方がその分減額査定)
こんな感じになっております。
ちょっと分かり難いかな、、
例えば軽自動車のワゴンR、新車から8年落ちの車両で、、 オートマよりマニュアルミッション車(5速MT車)は5万円の減額査定。
とこんな感じに。
- ちなみに、いずれもミッション車の方が市況良いスポーツタイプのものは除きます。
- 各値は最大の価額です。(最大値) 現場では市場動向などによって調整される場合も御座います。(2018年4月の基準改定により、各額はこれまでの固定値から最大値へ変更されました)
- 基準は2018年5月現在のものです。
一般的見解
ちなみに上記例では ”JAAI” 基準でしたが、ただJAAI基準を導入されているお店は意外と稀。 なのでその他一般的に多いとされる見解では?
この場合はおおむね市場とより密着連動しており、その格差がどのくらいかは車種毎にけっこう異なるため、数値で表すことはちょっと難しいですが、、(比較的現実的とも)
全体的にJAAI基準よりも厳しい格差になるパターンはかなり多いかもしれません。
- 簡単に言えば最大値がなく、車種によってはかなり買い叩かれる可能性が・・