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クルマの中で灯油がこぼれた!査定はどうなるの?

 
2018/11/16
 

日本自動車査定協会(JAAI)登録店店主、認定査定士のsadaです。

セルフスタンドが増えて以来、ご自身でガソリンスタンドまで灯油を給油されにいらっしゃる方も多いのでは?

しかしこの際、帰宅途中に室内で灯油缶がひっくり返ってしまい、蓋から灯油がにじみ出てフロアカーペットが灯油臭くなっちゃった、、 そんな経験をされている方も少なくはないのでは?

ちなみに灯油は意外と揮発性が低いので、また車室内を丸洗いなんて出来ませんから、一旦こぼれてニオイが付いてしまったなら~ 早々なかなか取れるものではなく、こぼしてしまうと色々と本当に厄介。。。

ところでこんなにも厄介山々な灯油なんですが、

もし! もしですよ~ 下取り査定などの際にまだ臭うようであれば、、 査定ダウンとか相場・評価も下がっちゃうとか そんな事もありえる? 何円・何万円、いくら下がっちゃう?

十分ありえます

買取り・下取り問わず、査定時には、、 ”異臭が無いこと” これが内装の標準状態とされておりますので、

もちろん灯油の臭いは十中ハ九の方が ”異臭” と判断するレベル。

査定ダウンは必至。 そう考えておかれる方がよろしいかと思われます。

じゃあ一体どのくらい下がるの? 目安は?

目安はお店やスタッフ毎に異なるので一概に ”何円下がる” という表現は出来ませんが、

一応 JAAI(日本自動車査定協会)の基準が目安になろうかと思いますので その概要に触れてみますと、、(2018年5月現在の基準)

室内・内装の異臭は一律40点の減点。(ヤニ汚れや動物の毛などが付着する場合は除く)

こう規定されており、

ちなみにこれを金額に換算してみると– 軽自動車だと約3万円、5ナンバー中型車で4万円、3ナンバーの大型車だと5~6万円といったところでしょうか。(各減額の値。輸入車は除く)

なおこれら減額の値は、実際には車格によってもっと細かく細分化されており、また ”年モノ” でも上下しますが、ここではそこまで触れるとややこしくなるだけですので、その辺りまでは割愛させて頂いております。 何卒ご留意のほど願います。

以上参考になる部分あれば幸いです。

※ 但し、ここで触れました査定評価基準につきましては、あくまで ”JAAI” 基準によるものです。 その他査定方式や基準を採用するお店では これら評価が大きくことなる事も。(もっと大げさに評価するお店、逆に犬猫やタバコ臭でなければ減点としないお店、そもそも基準が全く異なるお店等々。。)

 

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