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鑑定裏から本音を込めて〜 査定協会認定店&資格保有査定士による下取り必勝ガイド

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数万円の下取り価格のウラ、狙い

見積り書の下取り価格を見てみると・・・ 総合計の端数合わせ的な下取り価格になっていたり、

 千円単位まで〜 10円1円単位で下取り価格を計上し、見た目キリの良い総合計にしている見積り書。(例: 下取りなしの総合計が1,122,325円で、下取りを22,325円。 最終計1,100,000円。 ⇒ どう考えても端数合わせみたいな査定額)

数万円くらいの申し訳程度な下取り価格になっている場合には・・・

 1〜3万円程度の ”オマケ程度” の査定額。

それは下取り価格ではなく本音は値引きの可能性大

基本的に! その計上されている下取り価格は〜

見積書の見た目(見栄、見栄え)のための単なる値引き相当額だと思われても良いでしょう。

 その下取り価格の相当額は、そのクルマの契約後、内部的な経理処理を経て値引き処理される〜 いわゆる「隠し値引き」のひとつと言える可能性が大きいでしょう。

特に! 年式や走行距離からしても、どう考えても 「廃車」になってもおかしくないようにも見えるクルマなのに、、 こういった下取り価格が提示されている場合には、

そういった 「見栄え」 である可能性は高いと言えるかもしれません。

でも何でわざわざそんなことするの?

それも営業テクニック だからです。(通常の査定の ”盛り” とはちょっと異なる)

その営業マンが出した見積り書をより一層輝かせ、特別感あふれる 特別条件 & 好条件な見積り書を演出し、

お客様をその気にさせ〜

クロージングするテクニック。(クロージング = 成約の業界用語)

「さすがに年式も古く走行距離も多い、見た目にもかなり・・・ まあ下取り価格は期待できないであろう。 全く期待していない。 ひょっとしたら〜 処分にいくらかの出費は考えておこう」

といった下取り車で、

いきなりそのクルマ屋さんに僅かながらでも 「下取り価値」を提示されたなら〜

誰もがかなりの 「特別感」を感じ、そのクルマ屋さんや見積り書に好印象を抱くでしょう。(見栄えがいい)

 ちょうど半年前に保証が切れた家電製品が壊れてしまい、修理代覚悟で買ったお店に電話してみると、、 特別に無償修理で対応してくれることになった! みたいな。 (ちょっと概要が違いますが)

そうなればこっちのモノ。(営業マン) してやったり。

後は商談をまとめるだけ〜 みたいな。

見栄えにやられないようご注意を。

 ちなみに〜 それが見栄え(値引き相当額)ならば、そもそも下取りなんてなくともその値引きは引き出せるはず。(元々値引き枠を使っての粉飾なわけですから。 ただ交渉次第では御座いますが) となると、、 下取り以外のパターンがお得になる可能性は高いとも言え、(どんなクルマにでも意外と価値はあるもの。 あわよくば買取りだって)

 まあ一応補足? までに。 ^m^)

その下取り価格よりも、廃車が好条件な場合も

その価格で下取りしてもらうよりも、

そのクルマをあえて 「廃車使用済自動車)」にし、税金や保険料などの返金分を受け取った方が〜

はるかにお得となる場合もありますので、

これらにも予めご注意のほどを ^^

 ”参考、類似パターン: 事故車の下取り見せかけテク

 ※ 私の運営管理するサイトより抜粋。 ページ後半の 「ワンポイント」をご参照くださいませ m(_ _)m  尚、URL先の内容は 「事故車」が中心となる あくまで例えですが、「事故車」を当該下取り車に置き換え、専門業者を 「廃車業者」で考えた場合、それらと同じことが当該下取り車においても言えるでしょう。 あくまで参考程度までに ^^

もしかしたら、、 何か企らまれているかも?

その僅かながらの価値が付けられた下取り車、

年式が古い、走行距離が多い、ボロい、故障車、事故車、スクラップ・・・ 等々、こちら(お客様側)がどんなに廃車級だと思っているクルマだとしても〜

ひょっとしたら・・・

とある市場下においては、意外な隠されたビックリ「価値」があるのかもしれません!!!

 関連参考: 現時代のダメージカーやスクラップカー等の市場流通事情 (私の運営管理するサイトより抜粋)

なので、

その真実(意外な価値がある事)をそのクルマ屋さんが知っていて〜 しかしその事実はお客様に悟られぬよう、かつ逃げられてしまう事もないようにと(逃げられぬよう悟られぬよう) あえて見積書上にて「見せかけの下取り価格」を付けている可能性も・・・

 まあ簡単に言っておくと、、

 お客様はスクラップ同然と思い込まれているようだが、しかし実際には とある市場においてはそのクルマにはかなりの価値があり、、  これは一世一代の大儲けチャーンス!! 上手く行けばタダ同然で手に入りボロ儲け。 ガハハ〜 なのでその真実は内密に何とか波風立てずコッソリと(タダ同然で)下取りしたい。。  本当はゼロと言いたいところだが、単刀直入に査定ゼロにしてしまうと、このご時世、、 他の買取り店廃車買取センターなどに行かれては企みも泡と消えてしまうので、(※1) いくらかの見せかけの下取り価格(ブラフ)でも付けておこう!(ここで「本当なら、、」と、あくまでスクラップを強調し、恩着せがましく好条件を演出する営業トークも) あ、でも企みがバレても困るので、あまり価値を付けすぎないようにも気を付けておかなくっちゃ。  結果、端数合わせや数万円くらいの申し訳程度の下取り価格を提示。

こんなところかな。

※1) 税金返戻(還付)を目的とした廃車依頼になってしまう可能性も。 ちなみにリサイクル法上、お客様から廃車(使用済自動車として引取り)を依頼された場合には絶対に廃車にしなければいけませんので、もしそうなってしまっても後の祭り〜 であることは予め。

とまあ以上、考えられる一例としてまでに。

車の下取り必勝ガイド

業界20年超、中古自動車査定士資格保有の日本自動車査定協会(JAAI)認定登録店店主。業界裏から裏と本音を語っております。

※ なお、ここに挙げます内容は〜 あくまで一例、かつ一部です。 その他にも、、 またこれら例は、必ずしもというわけでも御座いませんことも予め。 もちろん状況などによっては下取り査定の方が好条件であることも多く、いずれにしてもあくまで参考までに願います。

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