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見積り書の下取り価格を見てみると・・・ 総合計の端数合わせ的な下取り価格になっていたり、
数万円くらいの申し訳程度な下取り価格になっている場合には・・・
基本的に! その計上されている下取り価格は〜
見積書の見た目(見栄、見栄え)のための単なる値引き相当額だと思われても良いでしょう。
特に! 年式や走行距離からしても、どう考えても 「廃車」になってもおかしくないようにも見えるクルマなのに、、 こういった下取り価格が提示されている場合には、
そういった 「見栄え」 である可能性は高いと言えるかもしれません。
でも何でわざわざそんなことするの?
それも営業テクニック だからです。(通常の査定の ”盛り” とはちょっと異なる)
その営業マンが出した見積り書をより一層輝かせ、特別感あふれる 特別条件 & 好条件な見積り書を演出し、
お客様をその気にさせ〜
クロージングするテクニック。(クロージング = 成約の業界用語)
「さすがに年式も古く走行距離も多い、見た目にもかなり・・・ まあ下取り価格は期待できないであろう。 全く期待していない。 ひょっとしたら〜 処分にいくらかの出費は考えておこう」
といった下取り車で、
いきなりそのクルマ屋さんに僅かながらでも 「下取り価値」を提示されたなら〜
誰もがかなりの 「特別感」を感じ、そのクルマ屋さんや見積り書に好印象を抱くでしょう。(見栄えがいい)
そうなればこっちのモノ。(営業マン) してやったり。
後は商談をまとめるだけ〜 みたいな。
見栄えにやられないようご注意を。
その価格で下取りしてもらうよりも、
そのクルマをあえて 「廃車(使用済自動車)」にし、税金や保険料などの返金分を受け取った方が〜
はるかにお得となる場合もありますので、
これらにも予めご注意のほどを ^^
その僅かながらの価値が付けられた下取り車、
年式が古い、走行距離が多い、ボロい、故障車、事故車、スクラップ・・・ 等々、こちら(お客様側)がどんなに廃車級だと思っているクルマだとしても〜
ひょっとしたら・・・
とある市場下においては、意外な隠されたビックリ「価値」があるのかもしれません!!!
なので、
その真実(意外な価値がある事)をそのクルマ屋さんが知っていて〜 しかしその事実はお客様に悟られぬよう、かつ逃げられてしまう事もないようにと(逃げられぬよう悟られぬよう) あえて見積書上にて「見せかけの下取り価格」を付けている可能性も・・・
とまあ以上、考えられる一例としてまでに。
業界20年超、中古自動車査定士資格保有の日本自動車査定協会(JAAI)認定登録店店主。業界裏から裏と本音を語っております。
※ なお、ここに挙げます内容は〜 あくまで一例、かつ一部です。 その他にも、、 またこれら例は、必ずしもというわけでも御座いませんことも予め。 もちろん状況などによっては下取り査定の方が好条件であることも多く、いずれにしてもあくまで参考までに願います。