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試乗の仕方、ポイントなど

 外観では判断できないチェックは、先ずは必ず試乗をする事!!

 大型店では、展示場の奥にある車だから、、 といって、試乗を遠慮されるお客様も多いようですが、

 試乗は中古車チェックの要のひとつ。(新車ならまだしも〜 中古はそれ以上に重要です)

 必ずやっておきましょうね。

試乗車

 ※ なお当頁では、車屋さんで買う中古車ネタを中心としておりますが、これらは個人売買ネタとしても十分参考になる部分は多いですので、ヤフオク等個人売買をお考えの方にもぜひ! ご参考頂ければ幸いです。

乗ったらまず何をする?

 まずはその自動車の特性をつかみましょう。(これは新車でも同様かと)

 ブレーキの効き具合、乗り心地、坂道走行、ハンドルの重さ、加速感等々。。

 中でも坂道の登坂能力は重要です。 買った後で馬力不足が分かっても 後のお祭りわっしょいワッショイ ですからね。

 それから次は、中古ならではの状態チェック。

 ハンドルは真っ直ぐですか? 通常では、ハンドルが右か左かに傾くことはありません。 もし気になるくらいの傾き具合なら〜 タイヤの片べりチェックとか、過去の足回り強打などを疑ってみては?

 段差などでコツコツ、必要以上に音がしませんか? 異音の修繕は意外と難しいもの。 購入後のクレームで直らない例も多いですので〜 またそもそも保証の対象外とする販売店も多いですので〜 気になる異音は修繕を契約条件にするなどして事前に解決しておきましょう。

 乗り心地が極端に悪くないですか? アブソーバー等足回り部品には多く消耗品が使われています。 そういった消耗品が限界を超え乗り味に悪影響を及ぼしている場合も。 ちなみにこういった消耗品は保証の対象外とする販売店も多く、、 もちろんこれも、気になる場合には契約前に必ず解決しておきましょうね。

 オートマのシフトショックは? バックもやってみましたか? オートマシフトショックなどはおおむね直らないことが多いばかりでなく〜 後々トラブルを引き起こす可能性も秘めています。 要ご注意を。

 走行後、今一度エンジンルームものぞかれましたか? 展示場でのチェックでは分からなくても〜 走行後なら出てくる異常も多いです。 変な音、変な匂い、、 改め念入りに。

 とまあ主要的にはこんな感じかな。

 なお、試乗時にはエンジン始動などのチェックも並行するかと思われますが、ちなみにエンジンは、暖まって回転数が下がってから出る異音があったり、また暖まらないと出ない異常などもありますので、(マフラーからの白煙等) 試乗後のエンジンが十分暖まってからのチェックも忘れずに ^-^)ノ (マフラーの出口付近を見ながら、停車状態で軽くアクセル吹かしてみるのもポイント)
ハンドル

営業マンの試乗観点は全く違う

 ユーザーにとっての試乗は〜 乗り味や不具合などをチェックしたりする場ですが、営業マン側の観点は全く主旨が異なります。

 営業マンは ”ユーザーのイメージを膨らませるため” の作戦のひとつ。

 もしお客様がこのクルマを買ったら〜 乗った感じはこんなんで 目線がどうのこうの。 家族もゆったり乗れてドライブがどうのこうの。 荷室もこうアレンジすればキャンプ道具だって〜 夏休みには子供の思い出作りに一役うんたらかんたら。。 今から考えただけでワクワク!ですよね ⇒ お客様が熱くなる、欲しくなる ⇒ なんたらは熱いうちに打て! ⇒ 営業の腕の見せ所〜 ⇒ 契約 ⇒ 捕獲!!

 営業マンのペースに乗らぬよう マイペースで思うチェックを遂行しましょう。

 試乗中はほとんど営業マンが同乗するでしょう。 もちろん同乗して来られるとペラペラとうるさいでしょう。 しかし会話に流されてしまわないよう 自己はしっかりと。
 そもそも試乗は営業マンの花形要素。 先ずあまり脈がないお客様はどんなにススメても乗ってくれませんので。。 なので試乗するとなれば〜 増してやお客様から試乗願いが上がった日には〜 営業マンはかなりヒートアップすること間違いなし。 一応この辺りは予め心しておきましょうね。

 ※ なお、この傾向から〜 こちらの本気を伝える一要素にもなるでしょう。 また営業マンを見極めるきっかけにもなるでしょう。 なので以後の商談に影響する何かもあるかもしれませんね。⇒ この辺りは値引き商談編をご参考くださいませ

試乗を断られた!試乗が出来ない!

 もうこれは論外。 検討リストから即時外しましょう。

 試乗は営業の花形。 それを断るなんてやる気のないお店&スタッフか〜 乗られてはマズイ何かを隠しているかのどちらか。 いずれにしても、それ以上駒をすすめてもコチラにメリットは増えることはないでしょう。 どんなに良さそうな玉でも意を決する勇気を。

試乗しようとしたらエンジンがかからない。かかりが悪い

 試乗うんぬん。 取りあえずエンジンでも、、 と思ってセルを回しても、うんともすんとも言わないか(いわゆるバッテリーが上がっている)〜 もしくはえらくエンジン始動に時間がかかる(セルモーターのキュルキュル音が長くなかなかかからない)〜 といった車もあるでしょう。

 しかしこれらのほとんどは あまり気にされなくていいケースがほとんどですので、、 一応予め。(気にし過ぎるといい買い物を逃してしまうことも?)

 展示場は不特定多数のお客様が出入りする場。 中にはヘッドライトを付けっ放しにされる方、エンジンをかけずキーをONにされたまま放置するかた、半ドアで帰られるかた、エンジン始動して直ぐにエンジンを切るなんて事もザラ。(ただでさえセルモーターはバッテリー消費が激しいのに、ましてや直ぐにエンジンを切られた日には。。 ⇒ 消費されるだけされて充電が追い付いていない)

 バッテリー上がりは日常茶飯事と割り切って考えておくのがベター。(もちろん商談になったら、バッテリー新品交渉は忘れずに)
 ガソリン残量が少ない車は〜 エンジンのかかりが非常に悪くなります。(ホンダ車なんかはかなり顕著に出ることも) またバッテリーが弱っていてもプラグの花火が弱くかかりが悪くなることも。

 展示車はもともと燃料不足であることが多いです。 ガス欠寸前の車はザラ。 これが大半の要因とも。 (ちなみにバッテリーに関しては先述の通りで)

 ⇒ ちなみにこの辺りもうちょい突っ込んだ話題はこちらにて。

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