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値引き交渉

 車の値引き交渉術。 はっきり言って既にマンネリ化してしまってます。

 これだけネット上であれこれ言われてちゃあ〜 営業マンも事前に身構えてますし、ウンザリしてますし。。

 実際お店で、ネットに書いていた通りに交渉してみたが、、 期待とは裏腹に物の見事に一蹴されてしまった! 全然話が違うじゃんか!! といった経験者も多いはず。(まあ中にはコレいつ書かれたの?みたいに 化石化したような情報もまだまだ多く見られますし)

 なので リニューアル・ザ・2017。 今一度今現状における おそらく効果があるであろう最善交渉術を。

 それでは本題へ。(ちなみに各項目で説明がある程度バラけてますが、最終的に頭の中で一本にまとめてくださいね ^^ なんとなくシミュレートも出来るものもあるかと。。)

ショールーム

2度あることは3度ある

 営業マンには、値引き額を小出しするタイプの人が居ます。 少しでも利益を確保する為の様子見タイプですが、、 しかしこれはけっこう面倒くさい。 もっとスパっといけや! みたいな。

 ちなみにこのタイプ。

 こちらが断固とラインを引いているお客様には弱いです。

 予め相場を見極めており、この値段にならないと絶対に買わないと頑なに自己を緩めないお客様。

 だって自分のペースでちまちま行けませんからね。

今時は、他社の候補車をチラつかせるのはタブー

 店頭へ出向き、お目当ての車を前に〜

 「ここ以外にも、もう一台気になるクルマがあって、どちらにしようか迷っている」

 みたいな。

 もちろん駆け引きのつもりなんで 真っ赤なウソ。 わざと競合をチラつかせ強引に値引き戦へ持ちこもうという腹かもしれませんが、、

 しかしこの作戦は出来るだけ辞めておかれた方がいいでしょう。

 だって本当に競合している人だと、絶対にその場で即決しない という業界セオリーがあり、営業マンはマニュアル通りの動きしかしてきてくれませんから。。

 他社競合中のお客様は、絶対に2店を往復することになるので〜 その場でどんな好条件をたたき出しても絶対に即決に至らない。 むしろもう一社の ”たたき台” になってしまう可能性が高いので 値引きはあまり本気にせず、、 どちらかと言うと ”まだ行けそう” 的なニュアンスだけをそれとなしに染み出しておき、2度目の来店からこそが本番! みたいな。

 また値引きが限界かな? と思う所で一発!

 「実はもう一台気になる車があって・・・これから見に行く予定なんでまだ決められない・・・」

 な感じ。

 これも今時はやらない方がいいかと。

 一昔前ならば〜 これで食い止めにかかる営業マンが 必死になって値引き応戦〜 なんてケースも見られていましたが、

 しかし今時はネットの影響もあってどのお店も意外と薄利。

 無理を取るより 去るモノ追わずの精神。 今時はこちらが大半を占めようかと思われます。

 ていうか、この手段は既にネットで蔓延しすぎ。 なので値引き交渉のつもりでこの作戦に乗り出されて来たなら、あえてそこを ”肩透かし” すれば、営業マンのペースがより強固なものとなるので、、 そこら辺りを逆についてくるスタッフも今時は定石化しつつあるとも。(値引き交渉返し!みたいな)

 また営業マンの体質も昔と比べ変わったかな。 その辺りも影響しているものと思われます。(その他、過去の中古車情報誌の時代にくらべ ネット主流時代の今では検索できる台数は半端なく多く、もし対抗されても空の雲をつかむ如しに対抗しようがないケースも多く、そういった影響もあろうかと。。)

とにかくやる気のある営業マンを選ぶ事

 営業マンも人間ですから、仕事の意欲が強い人と弱い人がいて当然です。

 やはり 「やる気」 のある営業マンほど 「売りたい!」 と強く思っています。 逆にやる気の無い営業マンからはいくら頑張っても値引き交渉が上手く行くはずがありません。

 「試乗されますか?」「見積出しましょうか?」

 店頭に行くなり積極的に接してくる店員。 時としてウザいかもしれませんが、、

 しかし本気で価格交渉するならこのタイプの店員は最高の条件。 イザという時はかなり頼りになる見方となる可能性も十分に。

 ちなみにこの辺りの接客態度は、そのお店の運営方針にもつながっている事も多いでしょう。 また給料体制がモロ出ている場合も。(歩合給だと営業マンもかなりイケイケ度高いですから)

交渉は競合より約束重視

 今時の価格交渉成就には、競合よりも約束重視 と考えておいた方がいいでしょう。

 完全に本命と見定めるまでは下手な交渉はせず、コレ! と思う一台に対して ”この値段になるなら即決する” くらいの勢いを。

 どの業界かに関わらず、また私生活全てにおいても〜 こちらが本気だと相手も本気で接して来るのは世の中の常。

 また現在ではあまりにも値引き交渉術的なアレが蔓延しすぎていて、営業マンにとってはもうウンザリ。 対応すら面倒と思うスタッフも少なくないです。

 なのでそこへ筋の入った一本でガツンと交渉すれば、今の時代それがかなりのスパイスになることは間違いないかな。

 一本化してくれると逆に営業マンも嬉しいです。 相手の思う壺、、 という言い回しもあるかもしれませんが、しかし競合とか余計な邪念を挟まずに交渉できれば、他言無用な一手も出しやすく。。
 因みに価格交渉で、最終的に希望する価格の一本化、決め方は?
 中古車情報サイトなどで似たような条件車両をかきあつめ、相場を見定める方法は当然として、(今時ならネットでわんさか集まるでしょう) ヤフオクの個人取引状況なんかもけっこう役に立つでしょう。(ここだけの話、、 ヤフオクの個人取引価格は、けっこう車屋さんで言う仕入れ値に近いものがありますので、それにプラスアルファされるなどすれば意外と使えるデータに。。)

 ※ ここ近年では、ネットの影響でどのお店もけっこう利益幅を取っておりません。 ゆえそうですね、、 先ずは諸経費がチャラになるくらいで交渉してみては?(明らかに低経費で薄利多売傾向のお店の場合には、税金と自賠責など法定費用のチャラくらいかな)

値切り倒すな!

 近年はインターネット普及のアオリを受け年々価格競争も激化しております。 中には値段重視のプライスで、現状販売やワンプライス(値引き無し)での販売方法も増えてきています。

 値引きの最大?のコツは、とにかく 「値切り倒さない!!」 事です。

 とにかく始めから値切り倒す人がいますが、こちらから「欲しい!欲しい!」と言っているようなもの・・・。 足元を見られたのでは値引きも必要最小限でしょう。

 また余りにもガンガン迫ると、営業マンもやはり人の子。 次第に対応も面倒になり距離を置かれてしまうこと必至。(もし販売した時のことも考え、過度なクレーマーだったらと恐れおののかれてしまうことも) もうそうなると商談どころでもないでしょう。

 一番の理想は、店員から値引きの話を出させるようにネバる事。

 そうなれば一発だけ! 一発だけガツンと思いを伝えましょう。 いわゆる上記で言った ”一本化”。

 もちろん常識ある、かつ可能と思われる相場内で。(上記 価格の一本化、決め方は? 参照)

 ちなみに、ここであまりにも常識はずれの数字を言ってしまったなら〜 これまで重ねてきた商談が水の泡になってしまいかねません。 それだけは十分にご注意を。(このお客様、ほんとに買う気あるの? と、一気に引かれてしまうことも。。)

 ご健闘を。

 なお店員も人間ですから、どんなに頑張っても値引きに一切触れないで商談を進めたがる営業マンも多いでしょう。 また口下手の方だと そもそもそこまで到達できないことも。

 なのでなかなか値引きの話にまで進まない場合には〜 無論、こちらから 「いくらになるの?」 と、切り出しても問題ないでしょう。(値切るのではなく あくまで伺うこと。 うかがうことによってこちらの欲しさを隠せ、興味あるが まああとは価格次第かな? みたいなニュアンスを相手へ与える事が出来るでしょう。 またここであえて値段を言わないことで 無言のプレッシャーを与えられることも

 おそらく十中八九、「いくらぐらいの値段を思っていますか?」 と、逆に質問返しに合うでしょう。

 ちなみにこのパターンにハマればしめたもの。 逆に価格を質問されるということは〜 間違いなく値引き可能と言う事ですから。

 こうなればさらにプレッシャーを畳みかけるように、、

 「御社の精一杯を見せてよ。 ○○さんの精一杯を見せてよ」 と。

 後は段取りしていた自身の相場と照らし合わせ〜 もう一声を望むなら、もちろん一発だけ! 一発だけ例の一本化した価格を提示してみましょう。(ここではじめてらしい値段交渉)

 ご健闘を。

下取りをダシに使われないようにしよう!

 「下取りを制するものは商談も制す!」でも少し触れていますが、下取りは販売店にとっての最も営業ツールに化しやすいもの。

 業界標準的な ”隠し値引き” ”なんちゃって高額査定” なんて使われた日には〜 下取りで損! もしくは値引きがイマイチ! なんて可能性も十分に。

 下取り予定車は、予め買取り専門店などで精査してもらっておき、、 販売店に小細工されないよう万全な対策 & トータル損しないような万全な対策を。

下取りや買取り車を狙う

 商品車の仕入れは色々ですが、一番利益率が高く、値引きが期待出来るのは、、 やはり下取り仕入れや買取仕入れの車です。 (ちなみにそれとは逆に、オークション仕入れは色々と経費が掛かりますし、値段設定には余裕が無いのが常。 まあオークションでしか手に入らないような車もありますが・・・)

 そこを狙うというのもアリでしょう。

 但し、通常の状態では下取りかオークション仕入れかなんて判断出来ませんので、そこら辺りは一応予め。。

 ちなみにこの事実は、ネット上でけっこう拡散しているため、警戒しているスタッフも多いですし〜 逆にそのネタを逆手にとり、オークション仕入れの車でも ”下取りで入った車なんで安くしてます” なんてハッタリを駆使している営業マンもここのところ多く見受けられますので、、 基本、既に在庫車として既存している車では使えないかな。
 営業マンに希望に合う下取りや買取りが入ったら連絡下さい- と、そういった手法もありますが、ただローカルな中古車屋さんだと数もしれたものですし、他社からの業販やオークション仕入れを無理やり ”下取りで入りそうです” なんて強引なこじつけで迫られてくる可能性も高く、これもまた難しいかな。。

 あ、そう言えば ガリバーの ”中古車ご提案” サービス なんてのがあったな。 内情までは把握しきれませんが、ここだと少しは可能性はあるかな?(一応参考までに)

月末狙い

 新車ディーラーとは違い、中古車販売店では受注契約の時点で成績カウントされる場合がほとんど。

 月末の日曜・祭日など、追い込み時期を狙うのが効果的。

 但し、その会社のお給料体制によっては、また営業マンの個人的に 今月は目標達成したから、翌月の成績にしたい〜 なんてことも稀にありますので、まあ必ずしも好条件とは限りません事は一応予め。

8月、12月を狙う

 自動車業界では、8月と12月、特に12月は車があまり売れません。

 なのでそこを突いてみるのも面白いかもしれませんよ。

 車が売れなくても毎月同じ経費はかかります。 ゆえ売れない月は、、 ワラでも掴んでおこうとそう考えているお店も多いはず。。

 但し、特に12月は、契約のタイミング次第で年明け納車になる可能性があるだけでなく、、 中古車全てにおいてもう一ヶ月もすれば年式落ちしますので、相応相場も不安定な時期とも言え、、 特に下取り価格がややイマイチとなる可能性もありますので、(買取り含め) そこら辺りは一応予め。

年度末や決算狙いは?

 確かに、総決算時期の年度末となると〜 いつもより勢い増す販売店が出てくるのは事実。

 但し! 新車ディーラーの総決算ほど盛り上がる会社は稀。 中には決算月がいつなのか全く知らない営業マンもかなり。。

 この辺り要素はあまり実践的ではないですね。

 なおディーラーが3月決算だからと言って 他の中古車屋まで3月とは限りません。 そもそも法人の決算月は任意です。(設立時に決まる) 12月決算があれば6月決算だって 色々と。 国内自動車主要メーカーディーラーのおおよそは3月決算ですが、これはたまたま。 中古車においてはこれと決して混同されないように願います。
 注意 ///
 それでも、中古車屋さんはあえていつでもどこでも・ウソでも本当でも ”決算” とか ”売出し” とか意味なく連発します。 だって安くなるイメージが強いですからね。。 これは使わない手はないと。 なのでディーラーの決算月に便乗することが多いのも十分にうなずけます。 ついつい乗せられてしまわないようにもご注意を!

 関連参考集(当サイトブログ記事より抜粋)
 ⇒ 営業トークその1。 決算、売出し中、今日だけの値段。
 ⇒ 営業トークその2。 赤字覚悟?んなアホな。
 ⇒ ディーラーの決算期来たる。 但し、中古車屋の便乗決算には要注意!

価格重視とオークションは相反するもの

 欲しい車がなかなか見つからない時、、 車屋さんを頼って ”こんな車を探してほしい” と、オーダーを入れちゃうことも多いかと思われますが、

 しかしこの場合、自社下取りや買取り車両の情報提供以外の ”オートオークション” から車を仕入れてきたり引っ張ってきたりするようなパターンだと、

 ほぼ間違いなく予算一杯の かつ考えうる最高地点の価格で買わざるをえなくなるでしょう。

 安く買おうなんて甘い考えはまず捨てておきましょう。

 まあそれでも利益をほとんど乗せずやっているお店だと、他のお店に比べ安く買える場合もあるかもしれませんが。。 またオークションはある程度タイミングは関係してきますので、絶対とまでは言えない部分もあるんですけどもね。

 だってこういったオークションって、とあるクルマ屋さんが下取りしたり買取りしたりした車をいくらかマージンを乗せ ⇒ 出品 ⇒ オークション会場の手数料もかかり ⇒ 販売店が落札 ⇒ もちろん会場から陸送するにも費用はかかりますし ⇒ ここから販売店も利益を乗せなくっちゃあ〜 ⇒ と、ここまでに上乗せされているマージンはどんだけ〜 みたいな。

 いわゆる 車屋さんにとっては最も高騰してしまう仕入れ値とも。

 ちなみにもちろんオークションですから、競りの進行具合や他社との競合具合によっては まださらに。。

 これでもまだ安く買えると思われますか?

 価格重視なら、とにかく下取りや買取り狙いを。 

 まあとは言っても、身の回りや近所だけで 思う欲しい車を探し出すのもけっこう至難の業であることも。 なのでどうしても頼らざるをえないシーンも多々あるでしょう。 なのでまあその時はその時かな。

ワンプライス

 一時期急速に増えだし〜 今現在ではそこまではないかな。 ワンプライスでの販売車両。

 ワンプライスとは! いわゆる定価売りで値引きはしません! その代り既に目一杯価格は勉強済みです!! みたいな車のこと。

 ちなみにそのワンプライス車両。 本当に一切の値引きもないの?

 過去の時代はそれでもガンガン値引きしてましたが、今現在では逆にそういったお店は少ないかな。

 だってワンプライス! とかってうたっているのに値引き販売していたことが分かったら、すぐにネットで拡散してしまい収拾が付かなくなってしまいますからね。

 なので近年では、どちらかと言うと ワンプライス販売店は減少傾向とも。
 とは言えど、下取り車両がある場合には、、 下取りで密に値引き調整することはあるようです。(車両値引き分を下取り価格へ充当するような形にして〜 実質、下取りを高く見せかけているような調整。 これだと査定アップで値引きではないですからね)

中古車フェアーは最高のステージだったりも

 特に秋の10月頃になると〜 大きな空地を使って、地元の中古車販売店が寄り集まって合同中古車フェアーを実施することが多いでしょう。

 実はこのフェアー。 けっこう狙い目だったりも。。

 何故か?

 それをここで説明しちゃうととんでもなくややこしくなるので 今回はパスさせて頂きますが、

 とにかく何処のお店も目標達成に対し血眼になっています。

 ちなみにこの時、集まる営業マンは〜 各販売店のなかでも特に店頭販売力の強い選りすぐりの精鋭営業マンのみが集められています。 また普段は店頭すらうろつかない上層幹部もこぞって顔を連ねております。 それだけそのフェアーに力を入れているという事。。

 いつもはYes と言わないような条件も〜 この時ばかりは攻めれば攻めるほどに崩せることも多いです。

 但し! このパターンだと 狙える中古車は並んでいる在庫車のみになってしまいますので、そこに気に入る車が無い時などではちょっと活用は難しいでしょうけど。

 ちなみにこの時ばかりは何でもアリアリです。 競合だろうとなんだろうと、ガンガン泥臭く行っちゃってください。 焦っているのは営業マンの方。 そう思って交渉されてみては?
 少々余談ですが、この時ばかりは〜 値引き交渉だけでなく、商談に付随するものもイケイケムードであることが多いです。

 例えばオートローン(自動車ローン)。 どんなに営業マンが必死になろうとも〜 分割購入者だとローン審査に通らないことには話になりません。 なので目標達成のためには〜 そういったローン会社の強力も絶対的に必要です。 つまり通常では審査落ちするようなユーザーでも、この時ばかりはやや希望が持てる可能性もあるということ。(但し、とは言っても限度は御座います。 どうやっても通らない人は通りません。 その辺りまでは混同してしまわないように)

 ※ ちなみにこの傾向は、そのフェアーの協賛会社として信販会社(ローン会社)が名を連ねていれば〜 より強く表れてくるでしょう。

 いやー しかしスゴイですね。 フェアーの力。 機会あればぜひとも。


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