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 自動車税って、毎年5月頃に向こう1年分を全納する ”予定納税・前納” 制度の税。 つまり常に前払いしているもの。
 ということは?
 そのクルマに乗らなくなったら 前払いされている分は返金してくれるの? 戻ってくるの?? (還付)
 
 なお、自動車税は普通車(軽以外の車両)で、軽自動車は ”軽自動車税” というのが正式名称となりますが、当サイトでは一般的な見解で分かりやすくの解説方針から、これらどちらも ”自動車税” として表記している部分も多く、これら予めご了承願います。(根本は全く異なるものですので、本来は区別する必要が御座います)
 それと税金還付につきましては、返金 ⇒ 還付。 返る ⇒ 還る という表記が正しいですが、ここではあえて感覚的に分かりやすい前者表記を用いていることも多いです。 これらも合わせ予め。。
 
軽自動車
 まず軽の軽自動車税。 こちらには今現在 一切の還付制度はありません。
 つまり一回払いの掛け捨て返戻なしの保険のようなもの と、お考え頂ければよろしいかと。。
 
普通車
 いわゆる一般的に白ナンバーを付けているクルマのこと。 行政機関では登録自動車という呼び方をされているクルマのこと。
 こちらに関しましては〜
 当該車両が ”抹消” 扱いになった場合のみ、月割りで未経過分の前納相当額が返ってきます。
 抹消とは? ///
 普通車は、行政に対し使用者や車検有効期限等が ”登録” され、その証として車検証やナンバープレートが貸し出されているわけですが、この貸し出されているプレートなどを行政に返却し、代わりに登録削除することを ”抹消(抹消登録)” と言います。 一般的には ”廃車” という言い方が馴染みやすいですが、クルマはスクラップ処分せずナンバーと車検証のみを返納し、一時的に乗れない状態にしているだけの ”一時抹消(一時抹消登録)” というものも含みます。
 ※ 勘違いされている方も多いようですが、ナンバーや車検証はあくまで借り物です。 ユーザーの所有物ではありません。
 ※ 軽自動車にはこういった登録制度は御座いません。 ”届出” となります。(ただ車検証などは同じ借り物としての見解になります)
 ちなみに、、 その月割りで返ってくる詳細につきましては、(返金額の計算方法など)
 こちら ⇒ 自動車税の還付制度(私の運営管理する廃車に関する別館サイト) にて別途詳しく解説させて頂いておりますので、
 そちらを追ってご参考などされて頂ければ幸いです。
 
名義変更すると返ってくる?
 愛車を売却したり他人へ譲渡することとなり、抹消までは行かないが〜 名義変更することとなった場合、それ以降は他人の所有物となるわけですが、、
 そういった場合も、未経過分の税金は返ってくるのでしょうか?(普通車)
 ⇒ これは返ってきません。
 過去、随分と昔には、普通車に限っては一定条件を満たすことにより還付されていたこともありましたが、
 今現在ではそんな制度も撤廃されており、いかなる条件においても一切還付されることはありません。
 ご注意願います。
 なお、愛車をお店に買取りや下取りとして引取ってもらった場合、その買取り額などに未経過分の自動車税の買取り額が計上されていることが御座いますが、(相当分を買い取ってくれるので、実質的に還付されている感じになる) しかしこれは、自動車業界において随分と昔から慣行的に行われている風習のようなもので、、 法制度上では還付されることも還付されていることもありませんので、ここら辺り混同勘違いなどなされないよう何卒願います。
 
その他 自動車税にまつわる事
 税額一覧表など、その他税にまつわる事。
 A 
特性や特徴など (課税方法や納付書・納税証明書の取扱い方、税事務所、未納や廃車時の取扱い等、、 自動車税アレコレ)
 B 
誤解知識集 (世間的になぜか誤解されている事も多い あるある集)