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その車検は大丈夫?不正車検を見破る方法。車検の種類を調べる方法

約20年前の車検緩和以降、その法の網の目をかいくぐって不正な車検や危険な車検が横行してしまいました。

例えば、法定点検も実施していないのに ”やったふりのウソ車検、手抜き車検” とか、車検を任せた後にいきなり 「点検を実施しましたか?」なる通知が届き、聞いてないよ! 安い理由には裏があった ”安かろう悪かろう車検” とか。

また安易なユーザー車検の活用で、予期せぬトラブルも増え続け、、

しかしようやくここ最近になって国も重い腰を上げ、2014年冬、ほんの少しだけ法改正で前進しました。

それが車検証への車検実施状況の明確化です。

何処で車検が受けられたのか、(自動車検査) 何処で点検が受けられたのか、(法定24ヵ月点検整備) どういった車検だったのか、そもそもきちんと点検整備されているのかいないのか、、 等を区分出来るよう、車検証下部の備考欄へ記載されるようになっており、


これは軽自動車の車検証備考欄ですが、普通車も似たようなものとお考え下さい。(クリック拡大)

もちろんまだまだ必要十分な対応だとは思いませんが、(車検証は常に車両に載せておく義務があり、そうそう車検証をまじまじと熟読される方も少ないでしょうから) 少なくともこの記載事項と色々な材料を照らし合わせる事で その受けた車検の実態などが把握できるようになっております。

受検種別

⇒ ここの記載部分を確認することで、その車検(自動車検査) がどこで受けられたかを知る事が出来ます。 ちなみにここに記載される事項は ”指定整備車” と ”持込検査車” の2区分で、指定整備車は ”指定整備工場にて検査された”、持込検査車は ”運輸局や軽自動車検査協会にある自動車検査場で検査された” を意味します。

受検形態

⇒ ここは、どういった業者がその車検に携わったかが分かります。 区分は ”指定整備工場” ”認証整備工場” ”使用者” ”その他” の4つで、前者2つは国から許可を受け運営している業者が車検を実施しており、(持込検査車含む) 後者2つはそれ以外のユーザー車検、もしくはユーザー車検代行業者と考えられておいて問題ないでしょう。

検査時の点検整備実施状況

⇒ ここは、その車検時に(新しい車検証が交付された時に) 事前に法定24ヵ月点検整備が行われ、その実施記録を記載した記録簿の提出があったかどうかを知る事ができ、もしここが ”点検整備記録簿記載なし” となっている場合には、少なくともその時点では法定24ヶ月点検が実施されていないということになるでしょう。

これらから分かるウソや不正業者の可能性

まず点検整備記録簿記載あり となっているのに、何故かその点検記録簿を貰えない場合。 ⇒ おそらく業者が適当、もしくは不当に点検を行っている可能性あり。

 この点検整備記録簿を記入できるのは、基本 国から許可を受けて営業している指定、及び認証整備工場、それからユーザー本人のみ。 もちろん指定、及び認証整備工場では点検整備実施後は必ず記録簿の控えを発行しますので、(工場の認証番号とかの押印あり) もしその記録簿がないというのならば〜 おそらく十中八九その点検記録簿はユーザーの名前を勝手に騙って不正に点検していると思われ、(点検しているならまだしも、適当ウソ八百に記入している悪徳業者も) この場合は適正に点検整備がなされていない可能性が高く かなり要注意の危険度と言えるでしょう。

点検整備記録簿が何故か、自分個人の名前で受検されている。 もしくは指定、又は認証整備工場となっていない。 ⇒ 典型的な不正と考えてもいいでしょう。

 この法定24ヶ月点検は、国から認証を受けた指定、及び認証整備工場でなければ実施出来ない事となっており、それ以外の業者がこの点検を行う事は 有償・無償問わず全て違法行為。 ちなみに、使用者ユーザーが自分で点検を行う場合はOKなので、(業者でないので) こういった違法行為の際にはよく個人名が騙られる。(使用者個人が点検したと装えば車検時の記録簿提出もクリア出来るので) 自分が点検した覚えもないのに、もし勝手に個人名が使われていたなら〜 それは間違いなくほぼ不正車検(違法車検)と考えられておきましょう。

そもそも点検整備記録簿記載なし となっている。 ⇒ 車検時に法律で定められている法定24ヶ月点検が未実施と言う事。

 これは直接的に不正ではないが、格安車検とするためにあえて未実施という事を明示しない思わしくない業者もいらっしゃり、(法定点検の存在を故意に隠し、車検だけ受け格安車検にし、後は野となれ花となれ〜 みたいな) まあいずれにしても、こういった場合には後日法定点検を受けなければトラブルを引き起こす可能性もあり〜 それら辺り十分ご留意等のほど願います。

 ※ ちなみに、法定24ヵ月点検は車検時の義務事項だが、その車検の前後ならばどちらのタイミングでも良いとされており、ゆえここは ”なし” でも不正行為にはなりません。

安心地帯(セーフティゾーン)は?

先ず受検種別が ”指定整備車” となっていればほぼ間違いないでしょう。

指定工場で車検を受けるには、予めその工場にて法定24ヶ月点検の前実施が唯一義務付けられており、ゆえいずれにしてもきちんとした適正な車検一式と考えられるでしょう。

それから ”点検整備記録簿記載あり” となっており、かつ認証番号の入った整備工場が記名されている点検記録簿がある場合も、ほぼ間違いないでしょう。(⇒ いわゆる認証整備工場が発行した記録簿。 ちなみにこの場合の認証には、指定整備工場も含まれます)

受検種別が ”持込検査車” となっている事に不安を覚える方もいらっしゃるようですが、持込といっても 検査をするのは国の自動車検査場に常駐する国家資格を持つ検査員。 例え持込される方がバイト員だとしても素人個人だとしても それら持込者が直接検査をするわけではありません。 その辺りは安心されていて問題ないでしょう。

 なお、ここで触れる全ての前提には、あくまで ”業者へ車検を依頼する” 場合に限っての内容としておりますが、しかし完全個人責任のユーザー車検におきましても、(代行も含む) 関連する危険性やトラブルは十分に考えられますので、その辺りも予め十分にご留意等のほど願います。
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