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TOP PAGE > ブログ > カーナビ取付 > 投稿・更新日 2009年05月31日 (2013年12月更新)

カーナビ取り付け方法講座その5(電源、マイナス、スピーカー配線編)2DIN・インダッシュ

 長々と5回に渡った 「カーナビ取付方法講座」ですが、ようやく残すところ あと2回! (え〜 あと2回も〜) 余談はほどほどに、残りの配線の仕上げにかかりますよ〜 ^^)ノ

1.純正ハーネス(配線)と接続

 さあいよいよカーナビ本体の配線を、元カーオディオの配線 (車両側の純正カプラー)に接続します。 「取付講座 その2」で、純正カーオーディオを取り外しましたよね〜。 その時、純正オーディオの裏側に接続されていたカプラー式の配線(ハーネス)と、カーナビ本体を接続します。

 しかし! な〜んだ接続するだけか・・・と、思っちゃいけませんよ〜!

 何故なら、そのまま ダイレクトに接続出来ません から。

 純正カーオーディオに接続されていたカプラーは、純正オーディオ専用のカプラーなので、社外部品・製品であるカーナビには合いません。 じゃあ・・・ どうすれば。 という所ですが、

 初回編で準備した物を思い出しましょう ^^

カーナビ取付けキットの配線類

 そうそう、コレコレ↑。 オーディオ取付の配線キット ^^  これを使います ^^

 この配線(ハーネス)キットの白いカプラーを、純正カーオーディオに接続されていたカプラーへ、バラバラのタコ足になっている配線は、カーナビ本体に付属されている同じようなタコ足を持つ配線へ接続します。

カーナビと車両ハーネスの接続例

 で、このバラバラのタコ足になっている配線の接続ですが・・・各配線をよ〜く見てみて下さい。 各配線には 「色」が付いてますね〜。 勘の鋭い方ならもうお気づきかもしれませんが、、、

 この配線の規格には統一性があり、基本的には、カーナビ本体へ接続する配線と配線キットの配線は、同じ色を接続していけばいいだけなんです \(^-^

カーナビ配線ハーネスキット接続例

 ↑こんな感じ。

 緑色は緑色。 灰色は灰色へ・・・ といった具合に、同じ色の配線同士を接続していきましょう。

 【 注意事項
 なお、これら各配線のコード配色は、昨今においてはほぼ統一されている傾向となっておりますが、しかしそれでも〜 そのハーネスとかナビの機種などによっては、これら配色に統一性・規格性の全く見られないモノが僅かながらあるのも事実。

 なので、もしそういった統一性などの見られない配色のコード接続作業となろう場合には、必ずそれら作業時には、双方の取扱い説明書などに沿った正確、かつ確実な取り付け作業を願います。(もちろん以下においても同じく)

 先ずは緑、グレー、白、紫の配線。 これはスピーカー線。 緑、グレー、白、紫の配線は同じ色が2本づつありますが、配線の先に付いている接続金具はオスとメス端子に分けられていますので、

スピーカー配線の先端。丸型端子例

 それぞれ、接続出来る同じ色の配線へ接続します。(厳密に言えば、同じ色の配線でもボーダー線が入っているとかで 配線は細かく識別されてはおりますが、まあここではそこまで細かくならずとも、中古品などで配線が加工されていない限りは〜 色が合っていて金具がつなげられれば、それでここの配線は問題ないはずですので、それら細かい点までにつきましては ここでは御割愛させて頂きます 【⇒ なおこれら端子の基礎知識などは、必要あれば こちらも合わせてどうぞ】)

 ちなみに、これら丸型の接続端子は、その形状から抜けにくい代わりに、接続の際にもやや入りが固いことも多く、これら端子の接続の際には、”カチッ” と手応えのあるところまで しっかり奥まで差し込み接続されますよう気を付けられてください。

 ※ 入りが甘いと後々すっぽ抜けしてしまいます。
 ※ 端子には ”くぼみ” などがあり、そこの部分がしっかりと噛み合わさる事によりロックされ 抜けにくくなる構造となっております。

 続いて、赤、黄、オレンジの配線。 これは電源線 (いわゆるプラス電源の配線)。 これらも、基本的には同色の配線同士を配線していきますが・・・

 ただこの配線に限っては、そのカーナビなどのメーカー・機種や種類によっては、若干配線の色が異なる場合もあり、それらについては予め要注意のほどを。

 つまり。。。

 黄色の配線には ・・・一般的に、「BACK UP」、「常時電源」、「バックアップ」、「バッテリー」 などという札やタグが付けられており、

 赤色の配線には ・・・一般的に、「アクセサリー」、「ACC」 などという札が、

 オレンジ色の配線には・・・一般的に、「イルミネーション」、「照明」 等という札が付けられているはずですが、

 ただここでは同じ色同士で配線を〜 というよりも、同じカテゴリーの配線を選び、それぞれを接続していく事が望ましいかと。 (推奨)

 配線接続例 ///

  • 「バッテリー」 + 「常時電源」 ⇒ OK
  • 「BACK UP」 + 「バックアップ」 ⇒ OK
  • 「バッテリー」 + 「バックアップ」 ⇒ OK
  • 「アクセサリー」 + 「ACC」 ⇒ OK
  • 「アクセサリー」 + 「バックアップ」 ⇒ NG
  • 「BACK UP」 + 「ACC」 ⇒ NG
カーナビ電源配線接続例

 ↑こんな感じ ^^

 以上の配線が出来れば、後の配線は簡単。

 そして青い配線は、基本的には 「リモートコントロール」と 「オートアンテナ」。

 リモートコントロールは、基本的には 「パワーアンプ(音の増幅器)」などの電源スイッチ用として使われますので、別途 「アンプ」などを接続しない場合には、この配線は原則使いません (接続しません)。(純正オーディオ ⇒ 社外カーナビへの交換のみパターンだと先ず必要なし)

 オートアンテナは、車両側にオートアンテナの配線がある場合にのみ接続します。(カーナビ取付講座 その2でチェックした、車種別配線図を見て判断します)

 最後に、残る黒い配線。 これは配線の先っぽが他の端子とは明らかに異なり (ただそのナビとかにもよりますが)、けっこうその存在感もあり 意外と目立つ配線とも言えますが、

アース端子

 これは 「アース」と呼ばれる配線で、これも規格で完全に色が統一されている配線。 俗に 「マイナス線」とも言い、唯一のマイナス電源へとつなげる配線となっております。 (この配線をマイナス電源へつなぐ事を、アースとも言います。 上記画像はクワガタ形状の端子となっておりますが、その他、 真ん丸い形をした丸型形状のモノなども御座います)

 この配線は、

アースを配線ねじ止めした図

 一般的にはカーナビ本体の配線のアース線と、取付キットの配線のアース線を、カーナビ本体を取り付ける 「取付金具」と一緒にネジ止めします。(取付キットのアース線が無い場合には、カーナビ側のアース線だけネジ止めします。 取付金具の取付は後記なお、また実際の取り付けは、その金具取り付けの際に同時進行する事になりますので、これら配線は後々で・・・ という事で、先ずはここでは事前解説までに))

 これで基本マイナス電源へつながるでしょう。

 但し!

 ここで取付キットの配線に黒いアース線が無い場合と、もしアース線あっても、愛車の車種別配線図を見て 「配線コネクター」の表のどこにも 「アース」が記載されていない場合には ちょっと要注意

 何故なら〜

 カーナビ本体からのアース線を取付金具へ取り付けたとしても、それだけではマイナス電源がとれない・アースに繋がっていない・ボディアースになっていない可能性があるからです。。。(ここは詳細言うとややこしくなりますので、まあ単刀直入に。 またあくまで可能性ですから、比較的多くの車種では これらだけでアースの取り出しは可能なんですが、ただ一部ではそういった車種 (アースが取れない)もボチボチ見かけますので、、、 という事で)

 もし黒いアース線が、マイナス電源へ接続出来ていないと、もちろんカーナビの電源が入りません。 なので、、、 もし万が一このようなケースが見られる場合では、先ずはきちんと それでマイナス電源が取れるかどうかの事前調査と、またもし取れないと判断出来る場合には、それ相応の対処 (他にマイナスの取れる部分を探し出し、改めてそこへ接続し直すとか ⇒ いわゆるボディアースとか)を取っていかなければいけません。

 アースとかマイナスとかボディアースとか ///
 ちょっと解説がごちゃごちゃして申し訳ないです。 解説が全く分かり難い、話が理解し難い・・・ という方は、こちら 【⇒ ボディアースについての基礎】もご参照にして頂ければ幸いです。 自動車のマイナスについての基礎が分かれば、一気になんとなく意味が見えてくるかと思いますので。。。

 ちなみに〜 それらマイナス電源を調査するには、またマイナスを取れる部分を探したりするのには・・・ ”検電テスター (検電器、通電チェッカーとも)” は必須アイテムなので、一応これらも予め。(ここはカー用品店とかホームセンターなどで売っている、先っぽがニードルみたいなヤツで、通電で内蔵LEDが光ったり音が出るような簡易式の検電テスターでも全然OKです)

検電テスター、検電器の例

 なお、それらマイナスの調査とか探し方につきましては、もちろんこれらの検電テスター (検電器・通電チェッカー)を使い、マイナス電源を探し当てて行ったりする事にはなるのですが、

 まあそれほど難しくはないかな。

 一般的には、ほとんどの車では シガーソケットの一番奥の中央部分にはプラス電源が通電 (キーOFF時は除く)していますので、そこの部分と取付金具の接触する金属部分 (もしくはマイナスの取り出しを調べたい金属部分)とを 検電テスターを当て調べる。。。 といった作業内容になろうかと。 (これでもしその調べたい部分にマイナスが通っていれば、LEDが光ったりブザーがなったりして ”マイナス極の通電” を確認出来るでしょう。 ただこの時、そのシガーソケット内へ差し込んだ端子が、シガーソケット内部の側面などに決して当たらないように気を付けられてください。 もし当たるとショートし (側面はマイナス極なので)、思わぬアクシデントが発生してしまう可能性がありますので。。。)

 ※ 取付金具へのマイナス通電確認は、一般的に その取付金具を車両側へ固定する際に使われるネジ穴の金属部分にて (このネジ穴にマイナスが通電していれば、その取付金具を通してマイナス電源がとれる (⇒ アースに繋がっている・ボディアースになっている)という事ですから)。 そしてもしそれで通電が確認出来なければ、その取付金具経由ではマイナス電源は取れない事となりますので、その場合には改めて、カーナビ本体が収まる周辺でマイナスの取れるネジ部分がないかを調べ、その部分へカーナビ本体よりからのアース線を繋げるなどの対処が必要となるでしょう (⇒ つまり別途ボディアースが必要と。 ちなみにそれら場合には、ある程度の車両電気知識が必要となる場合もあり、その辺りの詳しくなどにつきましては〜 他の専門的なサイトさんをご参照にされるか、最寄の技術者などへのご相談を願います)

 自動車のマイナス電気は、車両のバッテリーからボディの金属部分を介して導通しておりますので、それらボディに接触 (間接的なモノも含めて)するネジ部分であれば、基本 マイナスの取り出しが可能となるでしょう。(ちなみにこの辺り、自動車のマイナスがボディ・アースと呼ばれる所以 (ゆえん)とも)

 なお、これらマイナスの通電確認や取り出しなどの検電作業に関しましては、その他手段・方法なども色々と御座いますが、ただそれらにまでつきましては当ブログでは触れませんので、他の専門的なサイト様などをご参照のほど願います。(また検電テスターも色々と種類がありますので、ここで例に出したテスターでの測定方法は一例までに、実際の測定時には、実際に使用されるそれら製品の取扱い方などに沿ったご使用を願います
 【 注意事項
 これら検電作業を行う時 (事前)には、もちろん一時的にバッテリー端子を再接続する必要があり (これら作業前には、一旦 バッテリー端子を取り外されているはずですから)、

 ただバッテリーを接続する時には〜 車両の何処かしらのドアは絶対に開けたままの状態で再接続されます事と、(車種によっては、初期通電時におけるロック機能の作動でインロックの恐れあり

 また取付キットのカプラーハーネスは、この段階ではまだ車両側のカプラー(純正オーディオに接続されていたカプラー)へと接続していない事 (不慮のショート等を未然に防ぐ防御策)、

 そして検電作業後には、また速やかにバッテリーのマイナス端子を再度取り外しておく事!

 これら絶対に厳守でお願い致します。

 と、こんな感じでこれらアース線等の必要作業が完了致しましたら、カーナビの配線工程はこれにて終了。 後は、仕上げのカーナビ本体取付のみ! ですね〜 ^^ 【⇒ カーナビ取付け方法講座 その6、仕上げ編へ続く

 以上各ご参考までに。

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