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中古車オークション代行のトラブル事例。リスクなど /その2

 
2018/10/11
 

随分と以前にオークション代行のトラブル事例に触れており、blog-entry-42.html

その時に保証の範囲なんかは~ 仕入れ先の「オートオークション」会場の規約に準じる場合が多いからと、そうとも触れておりますが・・・

※ オートオークション ⇒ 「業界オートオークション」の事です。(以下、オークション、又はオートオークション)

ただ実は、これら 「オートオークション」会場の規約に準じているモノで隠されたトラブルの多い項目は 何も「保証」だけではない場合も多いので・・・

今日はその辺りに触れておこうかと。

その隠されたトラブルとは

で、その隠されたトラブルとは~

オークション出品票のチェック項目とか、評価点などが起因するトラブル。

実際に、オークション代行とかで中古車を選別する時の多くでは、その販売店にある端末(パソコン)とかでその出品車両の画像(3枚程度の画質の悪い画像)と、あと出品票等と呼ばれている、その車両のキズとか故障部分とか内外装をトータルで見た時の総合評価点とかの表の、、ほぼこれら2点の情報から落札してほしい車両を探す事となろうかと思われますが、

オークション代行では、原則その応札や入札をしたい欲しいクルマの現車は、お客様自身は、、、 実際のそのクルマを競り落として落札するまで見る事も触る事も出来ませんので。。

出品票 = 車両状態票とも。 以下出品票。

※ 但しここで言う出品票は、そのオートオークション会場のオリジナルに限ります。

ただ実は・・・ これら2点ともの情報や資料は、ほぼ「補助的」な物であって、よほど重要な部分でない限りは~ 内容が間違っていても一切文句は言えない! と、そういったシロモノで御座いまして。。

例えば、

評価点が4.5点とか5点とかだと、業界の方が見ると~ かなり上物な状態として捉える場合が多いですが、

blog-entry-14.html

blog-entry-168.html(オークションの評価点などについて。 改めて参考までに。。。)

実際の現物を見ると、

「え?こんなんで4.5点も付いてんの?」みたいな、気持ちがなえるほどの状態でもこういった高得点が付いている事も少なくはなく、、、

つまり点数はあてにならないことも多い と。

また車両の展開図みたいなチェック表では、ボディのキズとか凹みの箇所などがその程度や大きさの基準値などと一緒に記されておりますが~

もちろん! 実際の現物を見ると~ それらチェックに含まれていないキズや凹みがあったり、またチェック項目では補えない重大な「何か」がある場合も多々と、、、

例えば、前後のドアが塗装されていても~ それら旨はチェックされないのが普通ですし、またその塗装が下手で前後のドアそれぞれの色が合ってなくても~ それら旨もチェックされないのが普通ですし。。 そもそもそれら以前に、それら車両状態のチェック自体~ 場合によっては、暴風雨とか吹雪の中で行われている事もあり、それらを考えればそれがどれだけの信頼度のものなのか。。

と、そんな具合・程度なモノなんですが、(出品票とかっていうモノは)

それらは実際ノークレームが原則でして。。

ちなみにそうですね~ 私のオークション取引経験で一番ひどかったのは・・・

4.5点ほどの超程度優秀な評価を受けていた車両を、テレビオークション(いわゆる今で言うネットオークション)経由で落札したのですが、

まあこれは目を疑うほど程度が悪かった・・・

車両の片側半分がほぼ板金塗装パテ盛り状態で、しかもその仕上げがめちゃめちゃ下手過ぎ。(← もちろんそんなことは、オークション出品票の何処にも一切書かれていない) 3点でも評価良すぎ・・・ みたいな。

で結局その車両は、もちろんクレームなんて聞き入れてくれませんでしたし、お客様に見せる事なんてのも出来ませんので、、損出しで元のオークション会場で売り払いましたが・・・ (うちはオークション代行ではなく、通常の商売でお客様からの注文オーダーで仕入れようとしていたクルマでしたので。。。 また別の車両を仕入れ直しました。 涙)

それは何故なのか・・・

それは~

いくらテレビオークション、ネットオークションとは言っても、(販売店の店頭端末など、ネット経由で参加出来るオークション)

そもそもそういった業者オートオークションの基本的ベースは「現車オークション」だから!

なんですね~ ^^

現車オークションとは? ///

原則、その会場で必ず現車・実物を下見した上で、その状態をご自分の目で確かめた上で落札してくださいね~ なので出品票はあくまで予備的で考えられ、(出品票だけで判断しないでね! 出品票は現車の下見前のリストアップ程度に使って下さい みたいな) また落札すると言うことは~ 現車の状態に納得されたという事となりますので、その辺り予めご了承ください。。

といった感じのオークションの事です。

※ 簡単に言うと現車取引。現車優先ということ。(出品票はあくまで簡単な参考資料)

つまりそれらネット経由(販売店にある端末)などで探せて・見れて・落札できる車両は、そもそもは各出品元・現地会場で「現車オークション」として出品されているものを そういったリスクを承諾した上にて~ ネット経由からも「特別に」落札参加しているモノ。

というわけなんです。

なのでそのネット経由で代理落札してもらう中古車は、(いわゆるオークション代行)

予めそういったリスクも有ります事を~ 十分に考えておいて頂きたいかと。

※ その他そもそも~ これら出品票での評価点はあくまで「内外装」の見た目の評価であって、そのクルマの整備状況などを示したモノでも決してありませんし。。(実際、評価点が高くても~ 何だか調子の悪い個体だって御座います)

もし代行を頼むなら~

なお、それでもどうしてもオークション代行を利用したいと思うならば、、

出来れば ”現車確認” が出来る状況であり、(販売店スタッフが) そういった現車確認後の状態詳細を教えてくれての落札が出来るのか・・・

地域や販売店によっては、地元のオークション会場まで出向き、そこで現車確認後・・・ その会場で応札するか、もしくは事務所へ帰って事務所のネットから応札可能な場合もありますし、また現地スタッフに現車確認を要請出来るサービス(有料)なんてのもありますので、そういったサービスの併用なんかが出来れば~ こういったリスクも少しくらい軽減できようかと。。

ただまあどちらにしても、お客様自身は実際にそのクルマを落札してしまうまでは~ 現車を確認する事は出来ませんので、これら現車の確認やそれら情報などは販売店スタッフへ全面的に任せるしかありませんが。。(つまり、それでも完全にリスクは皆無になるわけではありませんので、これら予め)

またそういったモノが可能か不可能かは問わず、そもそもそういったもしもの時にでも、きちんと誠意ある対応をしてくれる販売店かどうかを確かめておくことも忘れずに!!!

いくらオークション代行とは言っても、やはり業者を通してかつ手数料を払って購入するわけですから、消費者としての立場は他の中古車販売店と何ら変わらず十分に尊重し考慮してもらって当然かと。

ちなみに・・・ まあ参考程度までにではありますが、販売店にあるネット端末で入札、もしくは応札出来るオークション会場で、今現在のところ 唯一 ”現車オークション” ではないのは~ オークネットというTVオークションただ1社のみですので、一応何かしらの参考までに。。(つまりオークネットのTVオークションであれば、出品票の内容はそこそこ信頼できると)

唯一内容相違でクレーム対象となるもの

尚、先述にて~

> よほど重要な部分でない限りは~ 内容が間違っていても一切文句は言えない・・・

と、そう申しましたが、

ところでその「よほど重要な部分」とは一体どんな部分なんでしょうか???

え~ これはですね、ずばり「ウソ的な間違い」と、「公正取引上明確化が義務付けられているような部分や、商品上不利益となる欠陥部分の見落としや大きな相違」。 です。

例えば~ テレビが見れないのに、HDDナビTV付き! と、出品票にそう書かれていたならば~ それは「ウソ的な間違い」としてクレーム対象となります。

ただ逆に書いてなければ~ それはウソではないので、それは重大な間違い等とはならない様子。 書いてないモノは、それを見落とした落札者の責任よ~ みたいな。(保証の範囲内は除く)

また事故歴 (修復歴)やメーター改ざん事実の発覚に関しても~ もちろん 「公正取引上明確化が義務付けられているような部分の見落とし」なので、これら見落としや記載漏れはもちろんクレームの対象と。

但し、それら修復部分に関しましては、、、 車両の骨格などの部位に欠陥、もしくはそれら部位を修復しているとされる ”中古自動車査定基準上の修復歴車” に該当しよう修繕等の場合に限られますので、それ以外の板金塗装などについては当然クレームの対象とはなりませんので~ これら予め。(但し、一部の大きな不利益が発生するようなケースは除く(後述))

そして加え、もし修復歴の記載あっても~ その修復箇所の根本的な大きな間違いある場合なんかも、これは「商品上不利益となる欠陥部分の大きな相違」としてクレームの対象となる場合も。

小規模程度の修復と書かれていたが、実際にはフレーム修正などを伴う比較的大がかりな修復がされていた・・・ とか、そもそも修復されているとされる部分が間違っていたなど・・・ とか。

但し! これら対象となるかどうかの判断は、あくまでオークション会場側の判断によっての裁定。 という決まりになっているので、これらも予め。。

と、、、 しかしそんな程度です。

ちなみに、一応内外装の状態についても、上記を除き書いてなくてクレームが効く場合もありますが、

ただそれは例えば~ よくよく見たら足回りがグニャって曲がってた・・・ とか、実は全塗装されている車だった・・・ とか、明らかに車両として正常ではなく、走行上何等かの問題があるほどの大きな欠陥、もしくは商品として著しく不利益となろうかと思われる大きな欠陥などでない限りは先ず認められないかと。

私の業界経験上、、

出品票には記載なく、明らかにエンジンオイルがダ~ダ~漏れでも(1週間で空になりそうな勢い) クレームは聞き入れてくれませんでした。(ある程度までは許容あるのかもしれませんが、ただ私の経験ではこうでした)

また出品票にはエアコンと書いてあってエアコンが全く効かなくても~ それもクレームは聞き入れてくれませんでした。(ここはウソ的な間違いでは?と、そう思われるかもしれませんが、そもそもこれはその車両の年式などによってオークションの保証対象外となっている場合が多く、一応これは例外としての一例までに)

唯一聞き入れてくれたパターンは、、、 後輪の右側の足回りがおもいっきり曲がっていた時くらいでしょうか。(ちなみにその時のクレーム対応は、汚れたアブソーバーの中古一本が送られてきただけで、修理工賃はこちら持ちでした)

まとめ。 他

まあそもそも業界オートオークションて言うものは、ある意味業者同士の騙し合いのステージとなる場合も多く、(blog-entry-138.html 事例)

確かに! オークション代行だと~ 業販価格により近い安価な値段で中古車が買えるかもしれませんが・・・ しかしそういった「対業者」へ向けた取引きへ直接面向いているという点が有る事も、決して忘れないで下さいね ^^

皆様のお仕事でも、一般の直接のお客様(消費者の方)と業者の方とでは~ お互いの考え方や対応等が全く異なる場合も多いかと。 それと同じような感じかと。。 (ちなみに特に中古車業界では~ こういった業者と一般消費者の方との対応差はかなりひどい傾向とも言えるでしょう)

安く買えるのは~ リスクがあるから。

それはいつの時代も不変のテーマかと。

以上、各ご参考までに。。。

 

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