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リセールバリューの悪い自動車、低い車種・車。

 
2018/09/26
 

⇒ リセールバリューとは?

先日の記事にて、「リセールバリュー」を考えた購入テクニックについて色々と解説させて頂きましたが、じゃあ、実際にリセールバリューの良いクルマ、悪いクルマは? という事で、ある程度 簡易的にまとめておきたいと思います。

で、今回は~ リセールバリューが悪いかな? と、思われるクルマについて。

輸入車

まあ とにもかくにも~ 一番リセールバリューの悪い? 低いと思える車種・・・ それはズバリ 「輸入車 (外車)」。

しかも、そんな輸入車の中でも~ 突出した「特異性」や「嗜好性」が低く、かつ「希少性」も低いと思われる・・・ ごく一般的な「セダン」や「ハッチバック」といった~ 車種区分に該当するであろう車種が(この際、価格はそれほど関係しませんが、やや大衆?寄り的な輸入車ほど、そういった傾向が強いかも)

一番突出しているであろうかと 思われます。

さらに、近く フルモデルチェンジするであろう輸入車となると、そのリセールバリューの低さは・・・ 予想をはるかに上回る場合も。(一般的に~ 輸入車は「高級」であり、多くの購入者は富裕層、又は一定以上の所得層でもあるため、モデルチェンジとともにニューモデルへ乗り換える方は非常に多く、一気に旧モデルへの人気が冷める傾向も、、、 なので、こういったモデルチェンジをまたいでしまうと~ その値落ちは 場合によっては予想以上だったりも・・・)

ちなみに~ その他、もっともっと奥深い部分においての輸入車がリセールバリュー悪い理由については、、、 ⇒ 輸入車・外車の値落ち、リセールバリューについて  こちらをご参照までに。

高級セダン

そして~ 次いで リセールバリューの悪かろうと思われる車種。

それは・・・ いわゆる 「高級セダン」。

なお、この高級セダンに関しましても、基本的には 「輸入車」と同じ事が言えるとも。。。(昨今においてのセダン需要はやや厳しい面もあり、また、そのクルマが高価であればあるほど~ 同じ○%の値落ち幅でも、その幅に当てはまる金額は相当なものでもあるため~ (← 100万円の50%落ちは 50万円だが、500万円の50%落ちは 250万円という値落ち幅ですから。。。) こういった理由からも、リセールバリューが悪いとも・・・)

大衆セダン

そして最後は~ 「大衆セダン」。(但し、大衆セダンとは言っても、新車当時から既に絶大な人気や、高い人気を持つ車種に関しましては、、、 これは例外という事で。 まあ一般的に言えば~ ビジネスや中年層以上向けをターゲットとした、エントリー(廉価)~ ミディアムクラスなセダン・・・ といったところでしょうか)

大衆セダンに位置するであろう車種は、そのエントリー的存在、かつ比較的廉価な価格帯も相まって、、、 また新車を求めるユーザーに偏りがありすぎて、逆に、中古車となると~ その需要力もかなり低下してしまう事から、多くの場合、結果的に リセールバリューが低くなってしまうようです。(こういった大衆セダンを求めるユーザー層の多くは、一般的に中年層以上となりがちであって、そういった中年層以上の方だと、、、 やはり「新車」を手にする事が出来るユーザーが多いが、ただ逆に、中古車を求めがちとなる若年層ユーザーは、そもそもこういった大衆セダンを求めるケースは少なく(ミニバンや軽とかに流れ安いですから。。。)、よって、そういった市場の事情がそのまま需要に影響し、結果として中古車相場の値崩れの原因になっているとも(新車の需要は高いが、中古車になると~ 極端に需要が落ちてしまいますので。。。))

ちなみに~ こういった 「大衆」と呼ばれる部類の車種では、何も 「セダン」だけに限った事ではなく、、、

今現在の新車時においても、今現在の中古車時においても、「人気車」とは言い難い一帯の車種に関しては~ 例えそれが 「ハッチバック」であっても「ワゴン」であっても、同じ事が言えるかもしれません。

例外

それと~ ひとつ例外的なケースもあるようで、それはなかなか見分ける事が困難ではありますが・・・

新車は大人気!しかし何故か中古車も多く見かける。しかも、この型は・・・ 新型デビューからそう年月が経過していない」と、少々ややこしい例えかもしれませんが、

私の約20年もの自動車業界の経験からして、こういった自動車は・・・ 後々大きく値崩れする可能性が・・・ と、言えるでしょう。

何故なら! 新車が大ヒットして売れており、しかも 発売からそう年月が経過していないにも関わらず、中古車として 中古車屋さんにもこのクルマを多く見かける・・・ と言う事は、(但し 新古車(未使用車)は除く) 衝動でその新車を買ったが、購入した後からでないと分からない万人が思う不満点が多くあり、こういった不満が多くの買い替えを促進させてしまい、結果として、

「値が落ちてしまううちに早めに売って、早めに手放して買い替えておこう」といった消費者の流れを強くし、

その傾向が、やがて中古車においても強くなってきてしまうと・・・ そこから一気に中古車の値崩れが始まる可能性も。(しかも大ヒットしている車種でもあるため、そのタマ数の多さも さらに拍車をかける事にも)

と、こんな感じでしょうか ^^ 参考までに。

尚、これらリセールバリューに関しましては、今後における・・・ その車種のその瞬間瞬間の時価は、これからの時代背景、流行、世界経済、法改正・・・ 等々、様々な要素によって大きく変動する可能性もあり、それら(予測値や傾向など)を完全的中させる事は、クルマ業界20年の私にも絶対に不可能であって、一種の「株価」や 「為替取引」にも似ている要素さえありますので、、、

これらの、私の予測するリセールバリューの悪いかな? と思われる各車種や区分などにつきましては~ これから3年~ 5年~ といった短期的であり、且つ、あくまで私の個人的な予測であり、一例であり、もちろん! それらには確実性はなく、またお約束するものでも決して御座いませんので~(もちろん例外的存在だってかなり多くありますし)

これら予めご理解を頂いた上で、以上 ご参照頂けますよう宜しくお願い申し上げます m(_ _)m

それと、このような 「リセールバリューの悪い」と思われる具体的な車種名に関しましては、特定の車種を名指ししてマイナス的な評価をしてしまう恐れから、車種名を特定するような掲載は遠慮させて頂いております事も~ 何卒ご理解頂きたく思います m(_ _)m

以上、各ご参考までに。。。

これも何かの縁。当ページに寄ったついでに関連記事にも寄ってみては?
⇒ 正面からウラ本音まで~ 業界20年超の車屋さんが語る中古車購入ガイド。(現車チェックから契約まで根掘り葉掘りガイド)

 

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