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タイヤの異常と下取り査定

 
2018/11/09
 

日本自動車査定協会(JAAI)登録店店主、認定査定士のsadaです。

クルマによっては、タイヤが正常に摩耗せず片べりを起こしていたり、(ローダウン車両や事故車で不完全修理など、アライメント値異常で起こる偏摩耗)

また残り溝が沢山あっても~ タイヤにひび割れのような亀裂が走っている場合もありますが、

ところでこういったタイヤの異常、下取り査定では何等かの影響はある?

お店によってかなりの見解差

まず一般的には、明らかに車検に通らない状態とか、走行に危険を感じるようなひび割れ・亀裂や、(上記画像の亀裂程度は許容範囲) 明らかに片側の溝が無いような片べり状態のクルマであれば、

これらは ”要交換レベル” として見られ、

いずれも ”溝無しツルツルタイヤと同様の見解” で減額査定の対象となるでしょう。

それ以外は無評価。 他に要素なければ加減点なし。

しかしかなり厳しめの査定基準で評価しているお店では、

ちょっとしたひび割れ(上記画像程度のもの)や、

偏摩耗でも、まだまだ溝に余裕あっても車検にも全然余裕レベルであっても、ちょっとした偏摩耗さえあれば、、

その程度でも ”即”、要交換レベルとして評価するお店も多く、、、

ここら辺り評価は、場合によっては お店によってかなりの大差が出る事もあるでしょう。(評価の基準差はもちろんのことですが、特にその基準差から出る評価額の差は、、 タイヤ交換が必要か否かでダイレクトに反映されますので、まさに天と地ほどの差となることも

ちなみに日本自動車査定協会基準では、ひび割れ、片べりなど偏摩耗のモノは、残り溝に関係なく1.6ミリ未満の基準を採用するとの旨が記されており、(つまり溝無しツルツルタイヤと同様の見解をする) 特に片べりに関してはかなり厳しい評価傾向かと。。(またひび割れの度合についての細則まではなく、見方によっては ここら辺りもかなり厳しめ路線のお店があってもおかしくはないでしょう)

※ 溝が沢山残っていようがいまいが、とにかく溝無しタイヤと同じ評価になるという事。(簡単に言えば交換前提で評価されるというわけ)

というわけで~

ご自身の愛車をチェックされてみて、偏摩耗やちょっとしたひび割れが見られる場合には、、 また現状でとにかく高額査定を狙っているなら、、

とにかく細心の注意で査定に望みましょう。

ちなみに、そのタイヤのひび割れや片べりが査定額に反映しているか否か、、 それを確認出来るケースってなかなか無いのが現状。(査定票に書かれていても、お店側が内密にその分マイナス評価していたり、そもそも査定票すら見せてくれないお店も多いですし。。)

なのでこの辺り具体的な対策は、(現状でもとにかく高額査定を狙う対策。損をしないための対策)

そのお店、その下取り査定一本で結論を出してしまわない事がとにかく重要となるでしょう。(買取り店含めてでも、複数店での評価と査定額を比較し、とにかく結果を重視したご活動を)

 

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