車屋さんの自動車情報Blog

    

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下取り入れのキャンセルは可能?(下取りのみの撤回)

 
2018/11/16
 

商談も無事終わり、、 後は新しい車が来るのを待つのみ。 しかし、、

契約後、ふと買取り店などへ立ち寄ってみたところ~ なんと! 契約済みのクルマ屋さんの下取り価格よりもいい条件が!!

と、もしこういった場合、その下取り車の契約って、下取りだけでいいから何とかキャンセルは出来る? 撤回出来る??

※ なお、下取りの撤回希望は何も査定だけに限らず、親族に譲りたい・・ といったケースもあるでしょう。もちろんそういったケースも含めてのお話ということで。

下取り「のみ」ならおおむねOKケース ”多”

本来ならば! 契約締結事項が守られないということは一方的な約束違反となり、双方の同意なければ撤回は出来ないものですが、、

しかし自動車購入に関しては、基本一般的には契約ではなく ”注文” という形が大多数であり、

その注文書へ印鑑サインなどしていても~ 契約条件さえ満たしていなければ、無条件でキャンセルすることは可能ということから、

下取りに関しても同じような見解で問題ないでしょう。(その下取り有りの条件は一旦白紙にして、再度無しで仕切り直し・・ みたいな)

またもし契約条件を満たしていてキャンセルが不可能と思えても~

そもそも ”購入” するクルマのキャンセルでないならば、、 営業マンも多目というか融通的に「OK」としてくれる場合が多いかと思われますので、

車屋さんはクルマ販売が主業。また営業マンも売ってなんぼの世界。 購入撤回でなければそれほど細かくは言わないのが一般的と言えますし、

またお客様のちょっとした都合に対し頑なに拒んでしまっては~ これからまだ納車イベントもしかり、車検入庫はもちろんのこと、、 今後何台もリピート購入してもらったり 時には知人友人親族などの紹介の可能性もあるお客様とギクシャク関係になってしまう可能性が高いため、おそらく通常の営業マンならそちら事の方がよほど重大と考え、

また逆に、ちょっとしたお客様の要望を気持ちよく受けると~ それをキッカケとし高感度・信頼度等が一気に増しお客様との距離も近まるとも考えられ、そこは拒否より許容を取る方が営業マンにとっても。。

いずれにしても おおむね ”OK” と、そう思われていても問題ないかと思われます。

但し! もちろん例外も

但し、おおむねそのような傾向とは言っても、もちろん例外もあるでしょう。

なので最終的には、真向的に撤回可能な範囲を超えているケースでは、「お店次第」「営業マン次第」ということは予め十分お含みおきを。

過去、私がペーペーの新人営業マン時代に、とあるお客様から下取りの撤回を申し出られ・・ 私は今後も長い付き合いをしたいからと思って ”許容の意” を持っていたのですが、しかし当時の上司がその下取り車を自分で小売したいということで~ ほぼ強制的に撤回の申し出を拒否させられ、(というか上司が直接お客様と直談判し、エクストリーム級の匠な話術で強引にねじ伏せられてしまいました)

とまあそんなこともありました。

※ ちなみにその下取り価格はかなり安かったと思われ、小売りすればガッポリ儲かると予測出来ましたので、もう完全にその上司は自分の利益しか見てませんでしたね。。

これは少々珍しい例ですが、そもそもその取り交わした契約が ”注文” ではなく、交わした瞬間から売買が成立する ”契約” であったため、一般事例が通用せず どうやってもどのタイミングであっても撤回が認められなかったという例も。

※ なおここに挙げます情報は~ あくまで一例、かつ一部です。またいずれにおいても必ずしも当てはまるとは限らない部分も御座います。予めご留意願います。またあくまで参考までに願います。

 

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