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タイヤの点検

 タイヤは、路面に接地している唯一の車両部位です。 タイヤはゴム製品ですから、走行すると必ず磨耗し、路面や乗り方によっても日々劣化しています。

 タイヤが極度に磨耗すると・・・
 タイヤの溝が浅くなり、雨天時の排水性が極端に悪くなります。 排水性の悪くなったタイヤは高速走行時にスリップしやすくなるだけでなく、ブレーキを踏んで止まるまでの性動距離が長くなり、イザという緊急時(ブレーキング)に車が止まらなくなる・・・という事も・・・。(これは本当に怖いですよ〜 そんなにスピードを出していないのに、ちょっと強くブレーキを踏んだだけでツルツルーっとスリップしちゃいますから・・・)

 その他、異常磨耗によってバーストに繋がる事もあります。(特に夏場! 磨耗し過ぎたタイヤに乗られていてバーストする人を稀にみかけます)

 タイヤの磨耗具合は万全にチェックしておきましょうね〜 ^^

 極度に劣化すると・・・
 いきなり自然バーストする事もあります。 要注意ですよ〜!

 タイヤはゴム製品です。 車にあまり乗らない方でも、ゴムは日々劣化しています。 劣化しているタイヤはあちらこちらに亀裂が入り、強度が極端に弱くなる事もあります。

 使わずに長期間放置している輪ゴムが劣化するように、タイヤも長い時間が経過すると劣化してしまいます。

 走行中のバーストは非常に危険ですから、タイヤの溝が十分にあっても、劣化のひどいものは使わないようにしましょうね〜 ^^)ノ

 空気圧が不足していると・・・
 高速走行時のバーストの危険性が高まるだけでなく、燃費悪化の原因となったり、タイヤの偏磨耗・異常磨耗の原因ともなります。

 長時間経過すると、タイヤの空気圧がいつの間にか低下している事もしばしば。 知らぬ間に異物が刺さっていて少しずつ空気が抜けている事も・・・(タイヤに釘のような物が刺さっていても、一気に空気が抜けない事も多いです)

 小まめな空気圧管理をクセ付けていれば、突発的なバーストを未然に防止する事も出来ますし、常日頃からタイヤの性能を十二分に引き出したドライビングが出来ますよ〜〜 ^^)ノ

 タイヤは、車を安全に走らせるための超重要部位です。 しっかりとしたタイヤを装着しておく事は、車を運転される方の最低限のマナーですよ〜 ^^)ノ

 ちなみに・・・ 規定値以上(超)にタイヤが磨耗している場合は、「2点減点、罰金9,000円の整備不良」に該当します。 信号待ちの白バイに横目でチェックされても焦らないようにも整備しておきましょうね〜 ^^

空気圧のチェック方法

 空気圧は専用ゲージで測定するのが理想ですが、目視でも十分判断できます。

 少し減っているかな?と思ったら、早めに空気圧の測定をしてもらいましょうね〜 ^^ (ガソリンスタンドや整備工場など、ほとんどの場合無料で診てくれるはず・・・)

 空気圧の目視チェックは、タイヤの異常をいち早く知るための最低限のチェックです。

 タイヤにネジや釘が刺さっていたり、空気注入口のゴムバルブの劣化など、タイヤ異常の早期発見にもつながりますよ〜  ^^)/

正常なタイヤの空気圧
正常!
空気の少なくなったタイヤ
少し空気が少ないようですね。。
 タイヤのチェックは、日常点検の中でも最も重要性の高い項目です。 点検を怠っていたため走行中バーストに見舞われてしまったり、逆にチェックしていたから回避できた事故というのもあるでしょう。 どんなに急いでいても、一日一回クルマをぐるっと一周 目視点検だけでも!
 
 パンクとバースト ///

 私もあまり詳しくはないのですが・・・、パンクは空気の抜けている状態で、空気を足せば多少の走行が出来たり修理などで再利用可能な状態。 バーストは、破裂するなどして再利用が不可能な状態。 ・・・という事です。 「パンクしているのに気が付かず、高速走行時にバーストした」 といった使い方になりますね〜 ^^

亀裂や劣化のチェック

 劣化チェックは目視チェックが基本です。

 車に装着されているタイヤを正面から見て、タイヤの角や、地面に接地して湾曲している部分に大きな亀裂が見られたら要注意です!

 タイヤは日々常に酷使されています。 真夏には焼けるような路面の上を走り、雨天時には水で濡れ、太陽からは強烈な紫外線が・・・ 高速道路では超高速で回転していますし、常日頃から 1トン〜 もの車重をも支えています。

 また、タイヤは走行距離に関係なく日々も劣化します。 劣化の進行したものはゴムが硬くなり、タイヤ本来の性能が十分に発揮出来なくなるばかりでなく、あちらこちらに亀裂が多くみられるようになり、最悪の場合にはバーストしてしまう事もあります。

 タイヤの寿命は 「溝」だけではありません。

 溝が沢山あっても、劣化してカチカチになり亀裂が多く見られるタイヤも寿命と考えておきましょう。

劣化してひび割れているタイヤ
角に大きな亀裂が入っています。 これはタイヤ・パターンではないですよ。。

残り溝のチェック

 残り溝は、「スリップサイン」を目視してチェックします。

 スリップサインの出ているタイヤは 「整備不良」ですし、雨天時の性動力は極端に低下しています。

 タイヤは、スリップサインが出る前に交換するのが基本。

 スリップサインの出ているものは本来の性能が全く発揮出来ませんし、非常に危険です。 もったいないから・・・と言って、スリップサインの出たまま使い続ける事は絶対に避けましょう! (ていうか整備不良ですし。 ちなみに冒頭で 規定値を超え磨耗している場合は2点減点の罰金うんぬんと言っていた規定値というものが、いわゆるこのスリップサインの事です)

 ※ なお、溝チェックやスリップサインについての知識は・・・ 別途こちらの「⇒ タイヤの知識」編をご参考にされて下さい \(^o^)ノ (別ページにてとりまとめております)

タイヤの方べり、偏摩耗

 タイヤを外側から見たら溝は十分にあるが、内側が異常に偏磨耗してツルツルになっていた・・・ という事もあります。

 ノーマルの車ではほとんど見られませんが、ローダウンされている車には高確率で見られます。

 ローダウンして乗られている方は、タイヤの溝チェックは外側ばかりでなく、内側も忘れずにチェックしておきましょうね〜 ^^)ノ  (極端な内ベリに気付かず、バーストしてしまった方も多くいらっしゃいます)

 ちなみに・・・ あまりにも極端な偏磨耗をしている場合には、アライメント測定など、最寄の整備工場やカー用品店に一度相談してみましょう。(あまりにもひどい偏摩耗はタイヤももったいないですし。。)

片べり偏摩耗したタイヤ
片減りしているタイヤ。 上部の溝が・・・
 なお、こういった極端な偏摩耗の場合、、 残り溝のスリップサインが出ていなくても、角の溝が消えているような場合は〜 検査員によっては車検NGとする方も多くいらっしゃるでしょう。

 ※ ちなみに溝は全周に渡りチェック項目となっておりますが、ただタイヤによっては、サイドなど新品時から浅溝になっている部分があったりし、またそこまでを全周ととるか否かは検査員の一存であるため、まあここまで方べりしていれば検査員もマージンを取ってNGとする場合が大半かと思われますが、しかし一方で問題ないと見解する検査員がいらっしゃるのも確かであり、いずれにしてもここら辺りは検査員次第であることは一応予め。。
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