エンジンオイルは、エンジン内部の潤滑・清掃の為の非常に重要な役割を担っています。 人間の体に例えると血液みたいなものです。
エンジンオイルが劣化したまま乗っていると・・・ 本来の潤滑・清掃の役割を果たさなくなり、エンジンの負担増や汚れの付着で故障・異音を招くだけでなく、最悪の場合は車が動かなくなる恐れもあります。
オイルの量が不足したまま乗っていると・・・ 潤滑不足でエンジンが焼き付き、エンジンが動かなくなる事もあります(エンジン・ブロー)。
そこで! 比較的簡単なオイルのチェック方法を紹介しておきますので、是非とも日頃のメンテナンスにお役立て下さい ^^)ノ
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チェックは以外と簡単です ^^
車両を1日駐車した後にでも、車体の下を覗き込んだり、車を多少移動させたりして地面にオイルらしきものが垂れていないかをチェックします。
但し、最近の車にはエンジンの下部がアンダーカバーで覆われているタイプもあり、この方法が絶対のチェック方法とは言えませんが、エンジンオイルを含め他のトラブル予防のためにも必要な基本チェックともなりますので、最低でも1週間に一度は車体の下を覗き込むクセを付けておきましょう〜 ^^)ノ (実際に、このチェックをしておけば重大なトラブルに繋がらなかった・・・というお客様は、けっこう多かったりもします・・・)
もしオイル跡を発見した場合には、漏れが大きくなる前に、お近くの整備工場で点検してもらいましょう。
オイル漏れは、エンジンの外部へ漏れるだけではありません。
場合によってはエンジン内部(燃焼室)へオイル漏れするケースもあり、知らず知らずのうちにエンジン内部でオイルが消費され、オイルが少なくなっている事もあります。(オイル下がり、オイル上がり、オイル食い
・・・などと言われる症状)
走行距離が極端に多い車や、年式の古い車は要注意です。
このオイル漏れをチェックする方法は・・・ エンジンの始動直後に軽く空吹かししたり、エンジンが十分に暖まった状態で空吹かしをしてみて、マフラーから白煙が多く出ていないかをチェックします。
思ったよりも白煙が多く排出されているようであれば、一度、お近くの整備工場で点検してもらいましょう。
毎日・・・とまでは言いませんが、月に一度くらいはオイルの目視チェックを行いましょう。
オイルの目視チェックは、エンジン横付近のレベルゲージを抜いてチェックします。
黄色やオレンジ色をしたゲージがレベルゲージ(黒などもあります)。 (オイルのレベルゲージの位置は、車の取扱説明書に記載されています)
オイル・レベルゲージにはオイルの量を知らせる目盛り(ゲージ)があり、目盛りに付着したオイルの位置でオイルの量を確認します。
ゲージのL〜H(Low〜High)の間までオイルが付いていれば量はOKです。
ちなみに、車種によってゲージの目盛りは異なり、「L」「H」の代わりに 「点が刻印」されているものや、オイルの適量範囲を示すボーダーライン(メッシュ)が描かれているものなど色々・・・です。
汚れの度合いは、オイルの種類などでオイルの色・粘度などの状態が違いますので、オイルが黒いからと言って必ずしもオイルが劣化しているわけではありません。(ディーゼルは、オイル交換直後でも真っ黒ですし・・・)
オイルの劣化の度合いは、以前 オイル交換した際の交換時期ステッカーなどを参考に、メーカーが推奨する時期を目安に交換するのが最も的確かと \(^v^)ノ
以上、皆様のお役に立てれば幸いです m(_ _)m
点検で今日も快調!安心! トラブルの未然防止にも。 愛車メンテナンス術