円安進行で考えられる、国内中古車市場動向。影響は?
ここ最近はどんどんと円安進行が進んでいるようで、、、それら円安になる政治情勢などは私はまったくチンプンカンプンですが・・・
ところで!
円安と中古車市場
円安が自動車業界へ及ぼす影響と考えれば~ 先ずは「ガソリンの値上がり」への懸念なんですが、その他にも・・・
質のよろしくない低価格中古車が国内市場へかなり広がってしまうかも。
といった懸念なんかも御座います。
具体的には・・・
円安がどんどんと進行して行けば、海外からの買い付け業者(外国人業者)、いわゆるインポーターと呼ばれる自動車輸入業者が、国内にまたどんどんと回帰?& 増加して来ることは明白で、
関連: support-carlife.com/blog/blog-entry-280.html (ブログ過去記事より。円高時、一時期はめっきりインポーターの姿も・・・)
またそういったインポーターの目的は、ほとんど国内における低価格車両の買い付けであるため、
スクラップ寸前のクルマや損傷車、事故車まで・・・ 日本車は海外で絶大な人気を誇っておりますので、人気車種だと安くて動きさえすれば~ どんな状態のクルマだって買いあさっていく勢いです。
参考までに・・・
という事は!?
ここ最近10年くらいですっかりと増幅 & 定着してしまった ロープライス車両の販売を主とする国内中古車屋さんと、低価格車両の取り合い競り合いが激化する可能性があり、
またそういった低価格車両の流出2極化はスクラップ業者も静観し続けるわけにはいかず・・・
support-carlife.com/blog/blog-entry-211.html スクラップをわざわざ買う解体業者。
ちなみに、以前検討が進められていた中古車と廃車を区別するガイドラインとかは、その後話も聞かなくなりましたので・・・ こういった政府の介入すらも困難な状態ですからまたさらに競合が3極化してしまうと・・・
つまり、
国内における低価格車両の価格底上げに始まり、
またそれらに牽引されるかの如く~ またスクラップ寸前のクルマでもガンガン売れる時代が到来だ!!! と、言わんばかりに、
今の状態でさえまだまだ十分その傾向があり不安定なのに、、、
さらに輪をかけるように国内の主要カーオークション会場にはそういった車両がもっとあふれかえり・・・
結果としては安かろう悪かろうの低質・低価格車両が、激増してしまうのではないかと。
関連: support-carlife.com/blog/blog-entry-138.html (低価格車両の業界内での現実は・・・)
と、こんな感じかな。。。
但し! これらはあくまで私が個人的に予測している程度のものですので~ 実際の市場がどう動くのかはその時になってみないと何とも・・・
またこれらは業界内での考えられる傾向なので、それら傾向が何処でどのくらい~ 消費者様へ影響が出るのか? それとも影響は出ないかな? といった点までは、まあ業者次第の部分も多く~ 私にも全く分からず未知数ですので、
これらも何卒予め m(_ _)m
以上、ちょっとした雑談までに。