アルミホイールの評価について(ドレスアップ)
日本自動車査定協会(JAAI)登録店店主、認定査定士のsadaです。
キラっと足元が光るアルミホイール。高級感も出て見栄えもかなりイイもの。
ところでこういったアルミホイールの評価について、今回色々と触れておきましょうか。。
※ ⇒ なお、量販されている激安汎用ホイールについては別途こちらにて。
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アルミ装着車の査定アップ
ルックスが良いとなれば~ 当然! 査定アップの期待も膨らむでしょう。
もちろんそういった評価をされるお店は多いでしょう。
なお、ここで言う装備はあくまで ”オプション(後付け)” であって、当該グレードや車種に初めから付いている純正標準装備品は除外されますので、一応念のため。。(グレード別の査定の段階で、そういった要素は含まれ考慮されておりますので)
何円・何万円、いくら下がる?
先ず ”日本自動車査定協会” 基準を引っ張り出してみると、
JWLやVIAマーク入りで、デザインやサイズ、規格が4本そろっているものに限り、(2018年基準) 例えば—
- 19インチ以上の当年・一年モノ(車両年式基準) ⇒ 9万円のプラス査定。(以降2年落ち区切りで評価が下がって行き、6年目モノ以降の古いものになると3万円くらい)
- 17インチの当年・一年モノ ⇒ 7万円のプラス査定。(以降2年落ち区切りで評価が下がって行き、6年目モノ以降の古いものになると1万円くらい)
- 14インチ、軽自動車クラス、当年・一年モノ ⇒ 4万円のプラス査定。(以降2年落ち区切りで評価が下がって行き、6年目モノ以降の古いものになると査定アップなし)
と、まあこんな感じに。
但し! 実際には、、
但し! これらはあくまでJAAI基準。
そもそもJAAI基準通りに査定されているお店はかなり少ないのが実情ですから、、(JAAIはあくまで査定基準のひとつ。お店がどういった基準を採用するかは完全にお店の自由です)
場合によってはこれら水準より低めの評価しかもらえなかったり、(査定アップなしというケースも多いでしょう)
はたまた逆に、これら水準より高い 期待以上の評価がもらえたり、、
それからアルミホイールと言っても千差万別。 特にデザインと車格のつり合いを見るお店は多いはずですから、
お店の好み(顧客層の好みや市場の流行が大きく影響) によって左右される可能性もそこそこ高いでしょう。
ちなみに、お店の好みで査定が左右される場合には、好みであればグーンと査定も跳ね上がるでしょうが、逆に好みから大きく外れる場合には、、 大きな減額査定扱いになることもあるでしょう。(例えばクラウンに、くまちゃんキャラクター物のホイールが履かされていれば、、 と、そう想像して頂けると、ここら辺り分かりやすいかと)
新車ディーラー系はあくまで ”純正オプション” しか査定アップの対象としないでしょう。 (とことん社外品を嫌煙する傾向にありますので。 社外品は、これも場合によっては減額査定になることも。。)
※ なお減額査定となる場合には、最悪、ホイール4本を丸々交換する前提で査定されることもあるでしょうから、(そのホイールが無かったことに出来るレベルにまで叩かれる) 場合によっては大きく評価を下げられる可能性も多く考えられるでしょう。(但し、これらはいずれも元の純正ホイールがあれば免れる可能性は御座います。ただその場合にはタイヤの残り溝次第の面がございますことは一応予め。。)
考察と結論
ん? しかしよくよく考えてみると、、
あまりにもバラつき多すぎでは?
プラス査定の差ならまだしも、マイナス査定の可能性も含まれるわけですから、、 結論的にはどう考えておけばいいのか。。
ぶっちゃけここまで評価差が大きく揺れる場合には、それを深く考察するより~ とにかく高額査定を狙えるような対策を考えていった方が 間違いなく ”吉” と言えるでしょう。 またそれが容易に解決へ導いてくれるでしょう。
プラス評価のお店があれば~ 評価ゼロ、またマイナス評価のお店もある、、 ということは、(いずれも可能性) とにかく選択肢と可能性を広げられるような対策が吉。(数を打って当てよう作戦)
皆様の愛車とお気に入りのアルミホイール。 良いお店との出会いありますように (-人-)