査定業務実施店とは
日本自動車査定協会(JAAI)登録店(査定業務実施店)店主、認定査定士のsadaです。
日常的にほぼ接点がないことから、一般ユーザーの方の半数以上はこういったお店の存在すら知らないようですが、
愛車の下取りや買取りに直面された時、ふと目に入る事も。。
”査定業務実施店” って一体何なんでしょうか?
JAAI登録店
簡単に言えば、、
日本自動車査定協会(JAAI)認定の査定士を置き、JAAIへ賛助金を納め、協会制度である ”中古自動車査定基準” に則って査定業務(下取りや買取り、その他依頼査定等)を実施する 日本自動車査定協会が確認した(かつ認定登録した)お店(ディーラーや買取り店等)の事を指します。
ちなみに賛助金は、査定士1名置くだけでも年間16,000円もかかります。(2018年現在)
実施店であるメリット、特徴は?
JAAI登録店という ”ハク(箔)” が付きます。
JAAIからは表彰状のような確認書と、実施店を証する標板(上記画像のような看板)が与えられ、それを店舗へ掲げることが出来ますので、、
ユーザーに対するお店の見栄えや印象もかなり良くなるでしょう。(何か適正・公正団体へ加盟しているお店に見え、お客様には査定だけでなく、その他色々な方面においても好印象や安心感を与えるでしょう)
※ 特に、お客様に対する下取りや買取り査定に対する公正感・安心感は大きく得られるでしょう。
ちなみに、登録することによって、、 確認書と標板が貰える程度で、あと毎月市場動向やお偉いさんのコメントが載った会員誌(といっても20ページもないフリーペーパみたいなもの)が送られてくるだけで、、 その他それ以上は特に何もないです。 それだけの事。 まさに ”ハク(箔)” が最大のメリットと言えるでしょう。(一応査定業務に関係のないちょっとした特典は御座いますが、まあその辺は今回ここでは割愛させて頂きます)
ユーザー側のメリットは?
ぶっちゃけ、コレと言ってありません。
公正うんぬん 色々とうたい文句は御座いますが、
現場裏では 実施店だからと言って~ 全てが全てJAAIの中古自動車査定基準によって査定しているわけではありませんし、(⇒ 現場では、各お店のオリジナルスタイルで査定するのが一般的です)
そもそもいくら認定査定士在籍とは言っても、査定士はペーパー検定に合格すれば資格が与えられる程度のものですから、スタッフ全員が高い査定技術を持ち合わせているとも限らず、、、(⇒ 中古自動車査定士とは? 本音と建前、それと裏事情も)
というかそれら以前に、きっちり規程に則った採点・査定をしていたとしても~ 最終的には ”お店の基本価格” や ”都合(良く言えば調整)” で結果は左右されてしまいますから、(同じ採点でも、基本価格を低めに設定しているお店と 積極的に高めに設定しているお店とでは 最終的な査定価額が大きく異なってくる等。。 要は結局はお店の ”言い値” とあまり変わらない状況とも)
ユーザー的には、はっきりと言ってあまり意味やメリットはないモノと言っても問題はないでしょう。(やはりユーザーが一番求めるのがより高額査定ですから。。 そうですよね? 公正平等、でも査定価格は低いのと~ ザックリ適当査定だが、査定価格は納得の高条件~ 皆さんはどちらが良いですか?)
むしろ、JAAI登録店という ”お墨付き(お店にとっての箔)” がユーザーの判断力を鈍らせてしまう恐れが。。(査定基準が低く構えられていても お墨付きがあれば安心してしまうユーザーも多いでしょうから。 ていうか、ここまで想定し、ここまで狙って登録しているお店も多いのでは?)
あ、一応うち、、 実施店に登録してるんですけどもね ^^;
ずっとこういった制度に引っ掛かりがあったので、調子に乗ってぶっちゃけてみました。。