車屋さんの自動車情報Blog

    

    車屋さんの自動車情報Blog   

 
         

ヤフオクで愛車を売ってみた ③ /出品時編

 
2018/10/29
 

愛車の個人売買は怖くない! やって得しようヤフオク出品!!

というわけで、車屋さんの私が実際に愛車を個人ユーザーとして出品したときの体験目録記。(レポート)

今回は出品説明などの入力等編。

※ なお、今回愛車の出品カテゴリは 自動車、オートバイ > 中古車・新車 > ○○○・・・ からの出品としており、かつ2018年9月当時のシステムとなっており、ゆえ以下解説もそれ前提で行っておりますので、その辺り予めご留意などのほどを願います。(以降降順の記事、またこれまでの記事も同様にお考えください)

写真(画像)は十二分に充実させよう

商品説明において特に気を使ったのが~ 写真と動画。

誰が見ても十分に情報が得られるように、写真は事前に数百枚~千枚ほど撮り、アップした数は3百枚程度ほど用意。(ピンボケは完全排除!の徹底傾向で)

※ ⇒ 写真映えをよくするポイントやコツ

エンジン始動時の動画などもアップ。

ちなみに、出品説明画面では最大10枚の画像しか載せられないが、(文中にたくさん載せる方法もあるようですが、よく分かりませんし、、 なにより説明欄が長すぎになるのでそれはナシということで)

ヤフーBOX” というサービスを使えばかなりの数が載せられますので、

それら写真などはそちらを利用。(商品説明には別途個別にヤフーボックスの保存先への公開URLのみを記載しました)

写真はイメージ的にそこそこあれば、あとは現車確認してもらえばいいじゃん? みたいな意見もあるかもしれませんが、

これは実際に出品してみると分かるかと思われますが、、 反響あれば意外と都道府県外など遠隔地からの質問などが多く、ネット画像を頼りに購入検討される方はかなり多いですし、

また愛車の写真は出品の花形! であり顔であり、、 これで第一印象はもちろんのこと~ 入札に至るまでのイメージの完全形成に多大なる影響を及ぼす部分ですから、

ここは絶対妥協することなく徹底したこだわりで!!

出品時の私のコダワリ

写真は出来るだけ見る人の目線を意識した流れで配列させる。 実際にその現車をチェックするように画像を並べておけば、何処の部位の画像かよく分かりますし、、 また持ち主の几帳面さを肌で感じてもらえようかと思われ、副次的にもイメージアップしてくれるでしょう。 たぶん(理想)。

※ 自分がもしヤフオクで愛車を買うなら~ こんな出品者から!こんな出品車なら!と、そう思いそうな目線での出品を!

※ フロント周り、リア周り、室内、動画など、、 区分ごとにフォルダ分けすると見やすくなるでしょう。(ヤフーボックス内でフォルダ分けし、区分ごとに公開URLを取得する)

※ 画像保存方法で、似たようなサービスにグーグルドライブというものもございますが、そちらでもいいかと思われます。(ただ私は使ったことないので、使用感や具体的な仕様などはわかりませんが)

車両情報の入力は車検証と現車を確認しながら

ここ、けっこうつまづきやすいかな。

色々と細かく入力項目が設定されており、

所々そこそこ知識要する部分も。

①年式

いわゆる車両年式。 ここは車検証上段の中央辺りにある初度登録年月(軽は初度検査年月)をご参考に。

②色(ボディカラー)

ボディ色の名称がわかれば一番だが、もし分からなければカラーナンバーを明記しておくのも手。(⇒ カラーナンバーの調べ方

③型式、車台番号、定員、排気量

このあたりは車検証をご参考に。

④リサイクル預託金

これは車検証等と一緒に車内へ保管されているはず。

預託金額合計をそのまま記載

※ なお、預託金相当額は車両本体へ含みで出品される場合には、(預託金込みでの出品) ここの欄はゼロで入力しておくことを推奨。(オークション画面価格情報にゼロと出るので、預託金込み価格をアピールしやすい)

⑤修復歴

 そもそも修復歴とは? 事故したクルマ全てが歴付きとは限りません。 修復歴には一定の条件が・・

一般ユーザーの方にとってはここが最も難しいと思われますが、

ワンオーナーでこれまで全く身に覚えがない方や、またそうでなくても出品前の事前調査をされていれば、、まあまず問題にはならないかな。

注意 ///
修復歴は「わからない」とすることも可能ですが、「わからない」は入札者にとってとても不安にさせる大きな要因の一つです。(⇒ 関連(ページ中ごろをご参考に)) とにかくここは白黒はっきりさせた出品を!

※ なお、修復歴の有無については、別途商品説明へ有無の根拠理由なども添えて記していれば 入札者にとってはより安心度が上がることでしょう。(無しの場合はその理由。有りの場合は箇所など詳しい概要等を)

⑥点検記録簿

記録簿とはこんなやつの事です。

点検記録簿

点検記録簿

車検を受ける際に、同時進行される法定24か月点検整備の記録簿のこと。(白4ナンバーや1ナンバー貨物等は法定12か月点検整備)

メーカー(トヨタ等の自動車メーカー系のディーラー販売店や整備工場)が発行した、かつ直近有効のモノがあれば「有り」という見解で問題ないでしょう。

一般的に、、

  • 車検付きの場合には ⇒ 一番直近に受けた際に発行された点検記録簿。(おおよそ2年以内のもの。白4ナンバー・1ナンバー貨物の場合は1年)
  • 車検無し(車検切れ) ⇒ 有効な記録簿がないのでここは「無し」で。
  • 車検受け渡し ⇒ 今回受ける車検時に発行されたもの。

こんな感じで。

※ なお、車検の有無に関係なく、今回出品にあたって別途法定点検を受けられる場合には、その点検時の記録簿ということで問題ないでしょう。

⑦車歴

普通一般の方は、ここはほぼ「自家用」となるでしょう。

ちなみに事業用とは、タクシーのような緑ナンバーや、軽自動車の場合には軽宅配のような黒ナンバーの事を指します。 ご自身の商売や社有車だったから・・ という理由でここは事業用とはなりませんので、念のためご留意などのほどを。

※ 自家用か事業用かは車検証にも記載があります。(車検証上部の自家用・事業用の別をご参考ください)

⑧装備(オプション等)

この欄ですね。

基本的には現車の装備品を見ながらチェックできるかと思われますが、

※ 横滑り防止装置やトラクションコントロール等といった装備はメーターチェックランプからの判断が一般的。(キーOFFからONにして、メーター周りに一時的にそのチェックランプが付くか否かで判断)

※ ABSやエアバックといった装備は、近年ではもはや付いていない車を探す方が大変ですが、それでも有無を確認する場合には これらもやはりメーターのチェックランプからの判断が一般的と言えるでしょう。(エアバックはハンドルのSRS明記でも判断可能)

※ テレビは地デジ対応のものを基本に。

※ 寒冷地仕様かどうかは、車屋さんでも容易に判断できないことも多いですが、覚えがある、もしくは確実に判別できる場合のみ 寒冷地仕様であればチェックを。(ちなみに4WD車は寒冷地仕様であることが多いですが、ただこれも全てが全てではございませんので、、 一応念のため)

とまあこんな感じで 以上補足もお役に立てば幸いです。

商品説明の書き方

画像がそろったなら~ お次は商品説明。

なお私は、商品説明は別途予めメモ帳などで下書きし、それをコピペして正書します。 また正書中も細かく下書き保存するように心がけております。 何故なら・・ 車の出品となると説明を書くだけでかなりの時間がかかりますが、説明書きがあまりにも長く(長時間)なってしまうと~ 確認ボタンを押した際にタイムオーバー処理され、これまで苦労して入力してきた説明文が一瞬にして全てクリアされてしまいますので。。

※ 昨今はこのあたり改善されているかもしれませんが、ただ随分以前にコレで何度もやられておりますので、、 少なくとも私は。。

※ 入力画面でダイレクトに下書きする場合には、出来るだけ細かく下書き保存を。

それと自動車の出品は、一度出品すると~ それをもし取り消しても出品手数料は一切返ってくることはありません。 なので私は出品後重大なミスで取り消ししなくても済むように、説明文は予め十分熟考し時間をかけ下書き作成し、それから正書(もしくは出品)するようにしております。

うだうだ長すぎると見る側にとっては苦痛かもしれませんが、

ただ最低限! 取引に関する重要事項、(今回の例で言えば一時抹消状態での予備検査渡し、ナンバー無しでのお渡し等。落札後の取引の流れなども) 車両状態、それからこちらの要望や希望、別途必要な諸費用、(ある場合) そして約束事などは必ず書いておくようにしましょう。

特に出品車の状態は重要かと思われ、例えば・・

  • 細かい装備品の詳細。
  • 画像だけでなく、文字でのフォローも。(内外装の状態を出来るだけ細かく)
  • タイヤの残り溝(山)
  • 純正付属品の有無。(工具やスペア、その他諸々)
  • 不具合箇所。

まあこんな感じで、見ずとも相手へ事細かく伝わるくらい十分に これが理想と言えるのではないでしょうか。

現車下見はウェルカムが理想

他の出品物と異なり、車はそこそこ高額取引となるケースも多いですし、

またモノがモノだけに、入札や落札前に現車を念入りにチェックしたいと考えるユーザーも多いでしょう。

私の知人は500キロも離れた場所へ下見に行き、とある車を落札したことがありますし、また実際私が出品してきた中でも~ 半数以上は下見されたユーザーにご落札いただいており、いずれにしても下見の位置付けは非常に重要であると言えるでしょう。

なので商品説明に、現車下見に関するひとことを添えておくのもいいかもしれませんね。

例: 下見がOKかどうか。 それから下見希望の場合には、質問欄へアドレスを明記しお問い合わせください。直接メールにて折り返し下見可能場所日時などご連絡致します とか。(質問へ返信しなければアドレスなど書き込み内容は公開されませんので、また商品説明へ予め連絡先の明記をしなくても済みますので、どちらにとっても最も手軽でセーフティな直接的なコンタクト手段かと)

オークション基本情報の入力

ヤフオク出品に慣れている方ならここはまずサクサクと行けるでしょう。

まあ唯一ふと考える部分があるとしたら「参考諸費用」の部分かな。

ここは車両本体の価格以外に別途支払ってもらいたい費用などある場合に入力する欄ですが、(月割り自動車税や手続きに関する別費用等)

ただこういった費用はおおよそ商品説明へ明記する方が好ましいので、(詳しく明確に説明が出来ますので)

商品説明へそういった旨を明記しているなら~ ここは特に何も入力することはないでしょう。(入力は任意です)

※ ここの欄を空欄にすると、出品中のオークション画面価格情報の参考諸費用は「あり」という表記のみになります。(具体的な価格表示はなし)

※ もし別途諸費用がないなら~ ここはゼロで入力しておくことを推奨。(オークション画面価格情報にゼロと出るので、諸費用なしをアピールしやすい)

※ リサイクル預託金相当額はここには入力しません。

・決済方法はどうする?

中古車・新車カテゴリへの出品では、かんたん決済以外の支払い方法も選べます。(2018年10月現在、一般的なカテゴリでは 支払い方法はかんたん決済しか選べませんが)

昨今のヤフオク取引においての主流は「かんたん決済」ですし、テリトリ広げると何かと面倒なので・・ ここはかんたん決済一本でも問題なくね?

問題ございます。

実は中古車・新車カテゴリの支払いにかんたん決済を使うと・・ カード決済やコンビニ決済、ヤフーマネー払い等々~ 他の一般的な商品ではゼロ手数料だったのに、この場合にはかなりの手数料負担が掛かっちゃうんです。(支払う落札者に対し)(一部手数料のかからない支払い方法も御座いますが)

カード払いだと実に振込額の5.4%も取られちゃうんです!(最大)

これは落札者も痛いですが、出品者も非常に痛い!!(高値で売れ難くなってしまいますので)

また自動車という特徴柄、(金額も金額ですし) いきなり代金だけ先に・・ というお取引を敬遠される方が多いのも事実。(相手がカーディーラーならともかく、完全に個人ですし・・。それから遠方からご入札される方は事前に車も確認できていないですし。。)

なのでこのお支払方法は出来るだけ柔軟に。 また出来るだけ多くの方法をご用意されておかれたし。

ちなみに私の場合には、かんたん決済や銀行振込はもちろんのこと、車両引き渡し時のご精算(直接引き渡し可能な場合のみ。また前費用は別)なんかもご選択頂けるようにしております。

参考までに。

なお、落札後、出品者側が名義変更する場合には、この場合に限っては名義変更手続き前までにお支払いただくようなお取引を。 一旦名義変更してしまった後は、そこからもし何かしらトラブルが出てしまったとしても 容易に元の自分名義に戻すことはできませんから。。

※ 名義変更後にいきなり音信不通になられてしまったらもう最悪です。 まず普通車は印鑑証明書などが必要なため、その印鑑証明が手に入らない限りは。。 また軽自動車だとしても、他人の印鑑を勝手に扱うことは私文書偽造になり。。。 まあ後はご想像にお任せいたします。

出品入力について予め留意しておきたいこと

これまで複数回愛車を出品し、取引してきましたが、、

通常のヤフオク層と異なり、意外と新規IDや一桁評価ID(評価数が10未満)の方からの入札、それから落札が多いです。(即決含む)

誰から見ても安い価格からのスタートであれば、ヤフオク常連とみられる高評価IDの方からの入札が多いですが、(おそらくラッキー落札狙いの方が多い)(業者の方も多い)

しかし価格をかなり吟味したような、かなりこなれている渋い価格で出品した場合には、、 いわゆる低評価IDの方からの入札比率がグーンと伸びる傾向にあります。(ラッキー狙いの常連系が減り、普段あまりヤフオク利用しない方含め その車を真剣に考え探している系の方が増えるからか?)

なので考え方は人それぞれかもしれませんが、少なくとも私は~ 低評価IDの方からの入札は拒否しないようにしております。

もしご参考なれば幸いです。

というか、そもそも私が落札者の立場であった場合、新規IDお断り! とか商品説明に書かれていると、なんだかとても色々と残念な気持ちになってしまいますが、逆に新規さんウェルカム! みたいな感じだと、お? この方なんて寛大で気持ちのいい方だ! と思うことが多く、、

ちなみにこういった好印象は、車のような高額取引になればなるほど入札に影響が強く出てくるのでは? というのが私の持論でもありますし。。

※ ただまあとは言え、また考えようによっては、新規IDさんはちょっと怖いのも事実。(⇒ 考えうる一例) なのでここら辺りはもう出品される方のご意思で・・ ということで。

それと入札者制限などの項目もございますが、

まあこのあたりはフルオプション ”有” 設定で。(またこのあたりはデフォルトかな)

ちなみに入札者認証制限に関しても念のため ”有” 設定をデフォルトとしております。(入札者が制限クリアするには~ 本人確認済みIDやプレミアム会員であるなど一定の条件が付きますので、ある程度までは信憑と気のある入札を集められるかとも思っておりますので。。(もちろん私見ですが))

これらもまた参考までに。

 

関連記事、関連情報 ///
ヤフオクなどで愛車の個人売買をお考えですか? もしご興味など御座いましたら、、 ⇒ 車屋さんの私が本音で語る、また私が徹底解説した失敗しないための個人売買マニュアル 当ページへお立ち寄りのついでに こちらもぜひご参照頂ければ幸いです。

トラブル回避術から少しでも得する技、取引きに必要な知識など~ 個人売買に必要な情報を満載にまとめております。 合わせどうぞ宜しく m(_ _)m

 

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。

Copyright© 車屋さんの自動車情報Blog , 2018 All Rights Reserved.