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ユーザー車検の受付を済まし、検査場のラインへ入り、残念ながら初回の検査結果で 「不合格」となってしまった場合には、、 その不合格部位・箇所を修理・修繕・手直しし、再検査を受けなければいけません。
ライト光軸や球切れ、トーイン(サイドスリップ)・・・ といった不合格箇所程度であれば、近隣の整備工場や予備検査場などで手早く修理出来、当日中に再度検査を受ける事が出来るでしょう。
で、こういった場合には、、
その不合格箇所を手直ししたならば〜 先ほどの検査場へ戻り、「再検査(再入場)」という事で再度ラインへ入れます。(もう一度言っておこうと思いますが、再検査でラインへ入る場合には、事前に検査員の指示を ^o^)ノ)
そして その再検査(再入場)にて不合格箇所が「合格」判定となったなら、晴れて検査合格!!!
総合判定窓口に行って〜 受付窓口へ戻り〜 後は車検証の交付手続きを行うのみです ^^
ちなみに〜 当日中「再検査」を受けられる回数に制限はありませんが、(検査場の営業時間内に限る) ただ1回の申請につき、再検査を受けれらる入場回数は2回まで! と決まっており、(初回の検査と合わせて合計3回まで)
つまりなのでもし、、 2回目の再検査でも合格出来なかった場合には〜 (初回の検査と合わせて3回の検査で不合格) もう一度申請窓口(ユーザー車検受付窓口など)へ行き、再申請し、再度検査手数料を支払って〜 再検査へ挑まなければならず、(この度も3回までの制限有り)
まあ簡単に言えば、再検査含む3回の検査毎に料金と申請手続きが発生しますが、当日の検査回数には上限はありません。 と。
初回の検査後、又は数回におよぶ再検査後は問わず、どうしても当日中の手直しが難しいな・・・ と、判断されたなら、(自分で判断)
とにかく総合判定の検査員に相談し、又は申請窓口 (車検の受付をしてもらった窓口)へ行きましょう。
その窓口で検査不合格の経緯と、今後の手直し&再検査について色々と相談されてみて、最善策の指示を仰ぎます。
おそらく・・・ よほどのことがない限り、「限定自動車検査証(限定車検証)」の発行という手順になると思われます。(但し、この辺りの対応はその各地の運輸支局や検査協会などによって異なる場合もあるかもしれません)
で、この「限定自動車検査証」というものは、今まで車載していた「自動車検査証(車検証)」に代わる? 走行が限定されて期間まで限定される条件付の車検証だと思って頂いてOK で、後日、不合格となった不適合箇所を修理・整備し、この「限定自動車検査証」を持って再申請(再検査)に挑む事となります。(他に必要な書類は、その地域によって異なると思われますので、限定自動車検査証をもらった時に窓口で事前に聞いておきましょう)
そしてその再申請(再検査。以下再検査で統一)にて不合格箇所が「合格」判定となったなら、 晴れて検査合格!!! 総合判定窓口に行って〜 受付窓口へ戻り〜 後は車検証の交付手続きをするのみです ^^
ちなみに〜 この限定自動車検査証と言うものにはちょっとした特典?が付帯されており、
先ずひとつ目が・・・
「その限定自動車検査証の有効期間内に限り、再検査において「不合格箇所(不適合部分)」だけの検査でOKとされる」
つまり限定自動車検査証を持って帰路につき、後日、ご自分でその不合格となった部分を修理するか、又は整備工場で修理してもらうかで手直しをされ、再度検査場へ持ち込みリベンジ! という時に、その再検査では不合格となっていた部位だけの検査で終了!!! となる特典が付いているんですね〜 ^^ (基本的には検査予約も不要となっております)
で、一応余談までに・・・ もし! 限定自動車検査証を発行してもらわなかった場合や、発行してもらっていた限定自動車検査証の有効期限を過ぎてしまった場合には〜 (限定自動車検査証の有効期間は交付日を含めて最長で15日間となっております) 全てにおいて一番初めに行ったユーザー車検メニューと同じ内容での検査となりますので要注意! (つまり、再検査ではなく、通常通りのまた新規での検査(申請も)になるという事。 もちろん再度予約も必要です)
そしてふたつ目が・・・
「その限定自動車検査証の有効期間内に限り、再検査において1,300円の検査手数料でOK!となっている」(軽自動車に限っては 1,200円)
という特典? です ^^
普通車であれば・・・ 400円〜 500円、軽自動車であれば・・・ 200円、通常の検査手数料よりお安くなって検査が受けられるようになっております ^^ (尚、上記例の検査手数料は、2011年5月現在の手数料です)
で、これまた一応余談までに・・・ もし! 限定自動車検査証を発行してもらわなかった場合や、発行してもらっていた限定自動車検査証の有効期限を過ぎてしまった場合には〜 (限定自動車検査証の有効期間は、交付日を含めて最長で15日間となっております) 再度検査を受けるには、普通車であれば・・・ 1,700円〜 1,800円、軽自動車であれば・・・ 1,400円、といった通常通りの検査手数料が必要となります。 (まあ通常通りの新規での検査になるので当然といえば当然なんですが。。)
これも一応念のため追記しておこうと思いますが・・・
ユーザー車検(持ち込み車検)後における再検査に限っては、(再検査 ⇒ 不合格部分だけの検査)
再検査部分(不合格部分)の整備&検査だけを指定整備工場へ任せ、限定保安基準適合証を発行してもらい〜 その限定保安基準適合証を運輸支局等へ持参すれば、今度は検査場へ車を持ち込まずとも〜 その場で合格扱いとなり、車検証を発行してもらえる・・・ といった手順の再検査方法も選べますので、(もちろん、持ち込みによる再検査も不要)
これまた余談までに。
ちなみに〜 こういった手順で再検査&車検証交付してもらう方法は・・・
先ずは! 最寄の「指定整備工場」へ現車と限定自動車検査証を持ち込み、その指定整備工場にて不合格部分の整備&再検査をしてもらいます。(指定整備工場以外では限定保安基準適合証の発行が出来ません。 また指定整備工場では原則! 「検査」のみの依頼というのは出来ないはずですので、ほぼ同時に整備も依頼することとなるでしょう)
で、その指定整備工場で無事手直し&再検査が終了したならば〜 「限定保安基準適合証」という書類を発行してくれると思いますので、
後はその「限定保安基準適合証」と「限定自動車検査証」を持って運輸支局等、又は軽自動車検査協会の受付窓口へ行けば〜 (他にその受付窓口で提出する事になっている書類は別途必要。 ちなみにこの時に必要となる検査手数料は一律
1,100円〜1,200円)
現車を検査場へ持ち込まずとも、(もちろん現地(検査場)での再検査も予約も不要)
自動的に車検に合格し、新しい車検証が交付される。(交付手続きは別途必要です)
と、こんな具合となります ^^
但し!
こういった再検査方法では、運輸支局等、又は軽自動車検査協会でお支払いする検査手数料以外にも、指定整備工場で検査してもらうための「検査費用」も別途必要となりますし、(これは整備工場の手数料) また限定検査(いわゆる不合格部分だけの再検査)のみの検査は一切受け付けてくれない・・・ という指定整備工場も意外と多いので、(こういった検査を受け付けるかどうかはその指定整備工場の自由)
一応予めご注意のほどを。
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